先週まで行われていた人権週間では、人権について学びました。そして、今日の人権朝会では、学んだことの感想発表がありました。2年生、4年生、そして6年生の代表児童が発表しました。自分を振り返りながら、人権について深く考えていることがよく分かりました。ご紹介します。
【2年生 代表児童】
人権キャラバンで見たビデオでは、カラスたちがいじめをすぐにやめられないのを見てこまりました。自分がこまったときに、ちかくにいる先生にそうだんするといいということを考えられました。
【4年生 代表児童】
人権の授業を受けて、いじめは大きなきずを与えるということが分かりました。映像を見て、みんなで仲間外れにしたり、わけも知らないのにいじめの中に入ってきたり。みんなと違う態度をしていて、一人がいじめると怖くて周りの人もいじめをしている仲間になってしまうことも分かりました。人をきずつけないということは前よりもっとわかり、人権の授業を受けてあらためてよかったと思いました。この授業を生かしていじめを減らしていきたいです。
【6年生 代表児童】
周りに流されたりしないで、自分は自分の考えをもって行動していけるようになりたいと思いました。自分が何かをしたり、いったりする時には、相手がどう思うのか、自分がもしやられたらどう感じるかと言うことを考えて行動することを心掛けて生活していきたいと思いました。他にも、周りの人がいじめられていたら、いじめる側に加わったりしないで、いじめている人に直接言うのがむずかしかったら、先生に言うなどして、いじめをなくしていきたいと思いました。
▲困ったとき、辛いときは、助けをもとめましょう。
【校長講話より】
みなさんが生まれて初めてもらうプレゼントは何でしょうか。それは、みなさんの「名前」です。みなさんが生まれた時、お家の人は大変喜んだと思います。そして、幸せな人生を歩んでほしいと「名前」にこんな子どもに育ってほしいと願いを込めてくれたことと思います。名前は、生れて初めてもらうお家の人からのラブレターです。
そんなみなさんのいのちは、たった一つのかけがえのない大切なものです。「人権」と言うのは、そんなかけがえのないみなさん一人ひとりが幸せに生きるための権利です。そして自分はもちろん、周りにいる友達も大切にしていくことです。
人権週間の目標「だれもが 安心して 楽しく すごせるようにしよう」 みなさんのクラスは、安心して、楽しく生活できているでしょうか。安心して楽しく学校生活を送るためにはどうしたらいいでしょう。それは、やさしい心、思いやりの心をもつことです。友達の気持ちをよく考えるということです。
みなさんには、ぜひ、友達の気持ちを考えるやさしいすみれっ子でいてほしいと思います。校内にぽかぽか言葉のポスターが掲示されています。ぽかぽかことばで一杯のすみれが丘小学校にしていきましょう。
そうは言うものの安心して学校生活を送れず、悲しい思いをしたり、つらい思いをすることもあるかもしれません。そんな時は、一人で悩まずSOSを出すことも大切です。誰かに助けを求めたり、相談したりすることです。みなさんの周りには、みなさんのことを大切にしてくれる友達、先生、お家の人などたくさんいると思います。つらいとき、悲しいときは話しやすい人に相談したり、助けを求めましょう。
もう少しで冬休みになります。12月、自分を大切にし、友達の気持ちも考えながら楽しく学校生活を送りましょう。