4年生が自分づくりの学習をしていました。3年生までにできるようになったことをふり返り、一人ひとりが自分のよいところ、できるようになったことを見つめます。そこからどんな4年生になりたいか、そのためにどのようなことに取り組んでいくのか、具体的なめあてをそれぞれ決めていきます。私が注目したのは、クラスの子全員が自分のよいところをしっかり見つけて書けたことです。

 ・絵が上手に描ける ・走ることが得意  ・姿勢がいい 

 ・ノートの字をきれいに書く ・給食を全部食べられる 

 ・自分の意見をたくさん言える ・友達をつくることが得意 

 ・話をしっかり聞ける ・相手の立場になれること  

 ・みんなを笑わせて元気をあげられる 

 ・友達の考えを聞いて、考え直すことができる etc.・・・・

 自分のいいところ、できることを素直に見つめられる。子どもってすてきだなと思います。そして、子どもたちの周りのたくさんの方々(保護者の皆さん、先生方、友達、地域の方々等々)が、その子の長所を認め、価値づけてくださってきたのでしょう。子どものよさを伸ばす最大の環境は、かかわる「人」だと改めて実感しています。子どもたちには、長所を生かして、ぜひ自分が決めためあてに向けて頑張ってほしいと思います。