6日(金)に、ブラインドサッカーの体験がありました。ブラインドサッカー日本代表選手として活躍し、キャプテンも務められた落合啓士さんを講師にお招きしました。
まずは準備体操です。ペアの一人がアイマスクを着け、もう一人が落合さんと同じ動きを友達に言葉で伝えました。「手をこうやって…」「こうやってがわからない!」と、大混乱の子どもたち。「見えないこと」の大変さや言葉で伝えることの難しさを実感していました。
準備体操の様子 準備体操の様子②

 いよいよ、ブラインドサッカーの体験です。鈴の入ったボールを転がして、アイマスクを着けた友達の足元に届けます。
アイマスクを着けた子は、真後ろにいる別の友達に向けてそのボールを蹴って渡します。見ているだけなら簡単そうに思えましたが、思った以上に難しく、子どもたちは「後ろだよ!」「もっと右、右!」と友達に声を掛けていました。
ブラインドサッカー体験

 最後に落合さんから「目が見えない人には『もっとこっち』や『もう少し前』という言い方では伝わらない。どんなふうに言えば伝わるかを考えて、声を掛けていけるといいですね。そのためには、自分のもっている言葉の種類を増やしていくことが大切です。」というお話をいただきました。日常の生活にもつながる大変貴重な体験でした。