・各実行委員で活動内容を計画し、見通しをもちながら進めています。運営では、会の司会役を中心に練習をしていました。オフィシャルの場にふさわしい言葉遣い、当日のみんなの思いを高める言葉を厳選しながら、本番さながらに準備を進めています。仲間同士で「もう少しゆっくり話さないと、聞いている人に伝わらないよ。」「じゃ、もう一回やるから聞いてて。」と練習を繰り返し、磨きをかけていました。しおり作成でも、読みやすい字を心がけゆっくり美しく書き表そうと仲間同士でアドバイスをしています。指示を待って活動するのではなく、自分たちで考えて主体的に行動し、よりよいものを創ろうと協働的に関わる姿は、脳裏に焼き付きます。ぜひ、お子さんのしおりや当日の出発式などをご覧いただけましたら幸いです。
・「初めての遠足1年生と一緒に遠足を楽しみたい」という思いを強くもって、遠足のスローガンを2年生が考えることとなりました。去年の経験を生かし、1年生の立場になってスローガンを考える姿は、お姉さん・お兄さんとしていつもより力強く見えました。
・「1年生と一緒に」「1年生にも楽しんでほしい」という共通の目標に向かって、みんなで懸命に考える子どもたちの姿を、ぜひ1年生にも見てもらいたいと思うほど、2年生の姿に心を打たれました。最終的に絞られた2つの候補を投票という形で決めました。ご存知の方もいるかとは思いますが、子どもたちが手にしているタブレットのアンケート機能を使いました。すると、次のように投票した数が一目で分かります。
・各実行委員で調べたことをまとめたり、しおりにしたりする時間も終盤を迎えています。現在、自分たちの活動内容を他の仲間へ伝える報告会へ向けて準備を進めています。今日は、その練習をしました。発表時間は限られています。だからこそ、子どもたちは伝えたい内容を厳選するのに悩んでいました。今日は、発表原稿を見ながら発表練習に励みました。
・「こっちに並ぶよ。」「次は〇〇だね。」「よかったよ。」、発表練習を終えた後に温かい言葉をさり気なく伝える5年生の姿に胸が熱くなりました。2回目の宿泊体験学習ということもあり、前年度の経験を想起しているのだと思いました。特に素敵だと思ったのは、あまり多くを語らず、短い言葉で良さを伝えたり、次への意気込みを発信したりしているところです。人間だれしも、初めてのことに挑戦するとき、ドキドキします。一生懸命やっていてもうまくいかないことがあります。そのようなときに、あまり言われ過ぎると、自信をなくすこともあります。きっと、去年の自分たちのことを思い返し、4年生を勇気づけているのかと思いました。さらなるリーダーシップを期待しています。そして、4年生もひたむきに報告会へ向けて練習する姿は、希望に満ち溢れています。まさに、本校が目指す「協働性」の育成だと思いました。
・宿泊体験学習2日目で行った「杉板焼き体験」の板に絵付けをしました。黒い板にカラフルな色を使い、一人ひとりが板いっぱいに絵を描きました。下地の黒が、子どもたちの絵を引き立たせていました。
・学校を出発すると、「はまぎんこども宇宙科学館」へ行きました。各フロアの展示物を見たり、実際に体験したりしました。次に、宿泊施設に到着しました。高まる気持ちをおさえて入館しました。食事や入浴、部屋での時間を楽しみ1日目を終えました。2日目は杉板焼体験をしました。大きな板を焼き、磨き上げると鮮やかな板に変身。一人ひとり大切に袋に入れて持ち帰りました。2日間、仲間とのつながりを大切にしながら、様々な体験を通して充実した時間を過ごしました。
・「自然を楽しみたい」「仲間との絆を強めたい」という最後の宿泊学習に向けてたくさんの思いをもった6年生。運営担当の実行委員が中心となり修学旅行のスローガンが決まりました。
日光へ いざ出陣!
~自然に親しみ、仲を深めて、きまりを守って楽しもう!~
・気持ちの良い風が心地よく感じる朝。「おはようございます。」とさわやかなあいさつとともに、昇降口を入ってきました。大きなリュックサックを背負い、1階ホールで出発式を行いました。担当の実行委員が、会を進行しました。この日のために、準備をしてきた成果を十二分に発揮し、気持ちが高まる会を運営しました。9時過ぎ、バスに乗車し、学校を後にしました。
・いよいよ6年生も、修学旅行へ向けての活動が動き始めました。実行委員ごとに分かれて活動をしている教室に入ると「自然は、入れた方がいいと思います。なぜなら、日光の自然を楽しむことも修学旅行の目的だからです。」「自分は、最後という言葉を入れたいです。」と10人近くの実行委員の中で話し合っていました。これまでの宿泊体験学習で身に付けた力もさることながら、日頃の授業や生活の力、そして何より「自分たちで創り上げる修学旅行にしたい」という思いが1回目の実行委員活動から感じられました。1回目の活動から感銘を受けました。
・「何時に登校する?」「いつもと同じ時間に登校します。」「当日、お風呂に入る時に必要な物は?」と、担任が質問すると、子どもたちは自信をもって答えていました。子どもたちの答えの中には、しっかりと覚えていることもありましたが、分からなくなった時に「しおり」を見ていました。分からないことがあったときは、自分で調べることが大切です。子どもたちが分からないことをすぐに聞くのではなく、しおりを見て自分で調べる姿は、大変立派でした。
・8月29日に決めた実行委員ごとに分かれて活動を始めました。「ここは、何の実行委員?」と聞くと、「会の司会をします。」「会のプログラムや司会の原稿を考えています。」と颯爽と答えていました。他にも、「自分たちは、ランドマークのことを調べてしおりに書いて、みんなに伝えます。」と言い、歴史や特徴を調べていました。また、5年生が4年生にアドバイスをしながら進めている姿を見ると、宿泊体験学習に関する活動を通した「新たな関わり」が生まれていました。実行委員活動は始まったばかりですが、今後も目が離せません。
◆概要説明
・今月末に行われる合同宿泊体験学習に向けての説明がありました。バスの乗り方、活動の見どころなどの説明があると笑顔いっぱいの子どもたち。一方的に話を聞くだけでなく、進んで質問をしたり、自分たちが行いたい活動を伝えたりしながら活発な時間となりました。自分たちで創り上げる活動にするためにも、今の思いを持続させてほしいと思います。
◆実行委員決め
・10月に実施予定の日本丸宿泊体験学習に向けて動き始めました。今回は、宿泊体験学習の大きな概要を知り、一人一役実行委員を決めました。次々に手を挙げて、自分が頑張りたいという思いを表現する子どもたち。宿泊体験学習への期待が子どもたちからも強く伝わってきました。今の思いを大切にしながら宿泊体験学習へ向けて準備を進めていってほしいです。