講師の馬島先生のお話に引き込まれ、「できない」を「できる」に変える工夫や「顔張る(がんばる)」こと、感謝すること、ほかの人を喜ばせること「他喜力」などについて学んだ5、6年生でした。車いすの馬島先生と「おにごっこ」をするには、どんな工夫やルールが必要かを、班ごとに考え、みんなで実際にやってみました。工夫すれば、様々なことが「できる」ことを知り、パラリンピックメダリストを前に目を輝かせ、自分にできる「あすチャレ!」について考えた5、6年生たちでした。

【あすチャレ!ジュニアアカデミーとは】

日本財団パラスポーツサポートセンターが主催する、ワークショップ型出前授業。人とのチガイが際立つパラアスリート講師からそれぞれの経験を聞くことで、他者を受け入れることを学びます。講師に聞けなかった、聞いちゃいけないと思っていたギモンを聞くことで、一人ひとりが気づき、考え、行動できるようになる。障がいのある人もない人も、思いやり、支え合い、違いを受け入れて、より良い社会を作るための第一歩を踏み出す授業です。

講師 馬島 誠 先生

現役パラアイスホッケー/パラ・パワーリフティング選手。大学時代のアルバイト中の事故により車いすユーザーとなる。アイススレッジホッケー(現:アイスホッケー)で2回のパラリンピックに出場し、バンクーバー2010パラリンピックでは銀メダルを獲得。冬と夏の競技を経験し、障がい者と健常者の両方の視点をもつバランス感覚が魅力。共生社会とは何か、障がいとは何かを「他喜力」の視点からわかりやすく伝える。                  【あすチャレ!ジュニアアカデミーHPより】