9月1日は防災の日です。日本全国で防災訓練が行われます。本校でも震度7の地震が授業中に発生し、停電したことを想定し、避難訓練を行いました。

子どもたちは、緊急地震速報の訓練放送が入ると、おしゃべりをせずに机の下に入って身の安全を守り、揺れが収まった段階で、一時避難の開始です。放送が使えない想定のため、避難経路確認担当の先生の声の指示で一方の階段のみを使用して静かに避難です。熱中症警戒のため、体育館で人員点呼を行いましたが、素早く行動して、話を静かに聞くことができていました。

100年前に関東地方で大きな地震が起き、横浜の中心部は火災で全滅状態、多くの人が横浜線の線路の上や、上麻生道路を歩いて横浜の北部(現在の青葉区、緑区都筑区等)へ避難してきたという記録があります。

地震が起きたら、まず身の安全、それから火の元確認が大切です。

そして、地震や風水害などに備え、日用品の備蓄もとても重要なことです。飲料水は一人3日分で9リットル、保存のきく食料も必要です。電気、水道が止まるとトイレの使用もできなくなることがあり、非常用トイレパックもあるとよいです。9月1日、防災の日に、懐中電灯やろうそく、ラジオなど各家庭で災害に備えた備蓄品についてや、万が一の時の家族の避難場所等話し合う機会を持ってほしい、と子どもたちに伝えました。