朝、男子児童が数人、担任の先生のところにやってきました。

「先生、ぼくたち、○○さんとけんかしてしまって・・・。」

「○○さんが、たくさん泣いて。」

話を聞いてみると、

昨日の放課後、遊んでいるときに、けんかになって、

○○さんが、泣いてしまったことが

気になっているようです。

先生「それで、今も、泣いているの?」

子ども「いいえ、今は、元気に教室にいます。」

先生「では、先生にどうしてほしいの?」

子ども「昨日も謝ったんですけど、もう一度謝った方がいいかなって・・・。」

 

先生に一緒に行ってもらいたいと言っていましたが、

先生より先に、教室に戻っていきました。

 

普段から、担任の先生が

「失敗は大切な経験です。

 失敗は隠すのではなく、生かすことが大切です。」

ということを伝え、学級経営しているクラスです。

 

自分たちの失敗を、素直に先生に伝えたかったんだなあ、と、

見ていて、微笑ましく思いました。

 

失敗を素直に認め、お互いに許し、次の行動に生かす。

学校が、安心して過ごせる場所になります。