中休みの始まるころ、2年生とすれ違いました。

外遊びに行こうとするその子に、

「いってらっしゃい。」

と、声をかけようとすると、

その子は、少し首をかしげてから、

「こんにちは。」

と、言いました。

私もあわてて

「こんにちは。いってらっしゃい。」

と、言いました。

その子は、私とすれ違うとき、

何か挨拶をしよう、なんて言おうかな

と、首をかしげながら、考えたのでしょう。

学校の中では、大勢がすれ違うので、

「こんにちは。」と言うことに

躊躇するときがあります。

でも、「こんにちは。」と言われたら、

やっぱり嬉しくなるものだなあ、と思いました。

 

給食の時には、給食室の前で3年生に、

「こんにちは!」

と、声をかけられました。

思わず私も大きな声で

「こんにちは!」

と、言いました。

 

高学年には、すれ違う時、自然に

「こんにちは。」

と言う子がたくさんいます。

挨拶を通して、

子どもたちの成長を感じた1日でした。