本日は12月最後の登校日でした。

最後にみんなで大掃除。力を合わせて教室をぴかぴかにしました。

 

今朝、朝会で、「除夜の鐘」と「大掃除」の話をしました。

昔から、汚れを落としたり、弱い心などを払ったりすることで、新年を気持ちよく迎えられるよう行事を大切にしているんだよ、と話しました。

今はウエットティッシュやお掃除ロボットもある時代なので、効率よく掃除ができ、雑巾を絞ることも少ないとは思いますが、みんなで力を合わせて一生懸命取り組んでいました。「自分たちの使った教室をきれいにしよう」という思いを胸に、新年のスタートがすっきりと迎えられるようにと頑張りました。

 

タブレット端末が配布され、ICTの活用の推進が必須の時代ですが、一方で、今年度は昔から伝わるものの良さや苦労が感じられるような体験授業もどんどん取り入れてきました。

5年の米作りでは、米づくり専門の「田んぼの先生」をお招きして、田植えや稲刈りも道具を使って一つずつ体験しました。3年の芸術文化教育プラットフォームでは、手作りの楽器を使って音そのものを楽しみました。

 

中でも、私の一押し授業は6年の生け花教室でした。

先日、美中ブロック学校運営協議会でも話題にしたのですが、生け花を体験するには費用がかかるため、最近では実施する学校も少なくなりました。

環境創造局が発信していた「いけばな出前プロジェクト」が目に止まり、横浜市で5校程度の実施だったのですが、申し込んでみると、見事に当選したのです!

当日は、流派の先生が来てくださり、手順などを丁寧に教えてくださいました。

学校では経費はかからないのですが、花材道具や生花も想像以上に大きく本格的で驚きました。

 心を目の前の花に向けて、真剣に取り組んでいる6年生の姿は厳かで清廉な雰囲気があり、さすが日本の伝統文化だと思いました。子どもたちが日本の文化の「よさ」を感じてくれたら嬉しいです。

 

新しい年も、いろいろな授業や体験を取り入れ、「学校って楽しい!」そう思ってもらえるように尽力してまいります。

今年も、保護者の皆様、地域の皆様にはたくさんお力をお借りしました。本当にありがとうございました。

どうぞよいお年をお迎えください。