かめの子広場の再生

 創立100周年を機会に、かめの子広場を以前のように子どもたちが活動できる場にしたいという6年生からの提案がありました。かめの子広場に子どもたちが入れるようにするにあたって、気を付けなければならない場所が2か所ありました。一つは手すりのないかめ池、これは手すりを新たに作る必要がありました。もう一つは遊具としては使用できなくなったかめの子すべり台です。

かめの子すべり台に上ったり、滑ったりすることは危険ではありますが、長年シンボルとして親しまれてきたすべり台を撤去することは考えられず、安全に残す方法として考えたのが、上ることができないようにして、オブジェとして残していくという方法です。この工事については教育委員会や造園業者の協力を得て行われることとなりました。

創立100周年を機に寄付を募り、かめの子すべり台を再生しようという案も出ましたが、今、子どもたちがかめの子広場で活動できることを考えると、学校としてはかめの子すべり台を残しつつ、かめの子広場を活動できる場所にしていくために、現実的な方法として、かめの子すべり台をオブジェとして残すことにしました。