人と人をつなぐ「あいさつ」 

 副校長


 梅雨空が続きますが、子どもたちは、晴れ間が出ると、「待ってました!」と言わんばかりに校庭に出て元気よく遊んでいます。6月は、5年の三浦宿泊体験学習や6年の日光修学旅行がありました。どちらの行事も、子どもたちにとって良い体験や思い出となりました。私は、引率として三浦宿泊体験学習へ行ったのですが、そこで素敵な出会いがありました。 
 三浦半島にある観音崎自然博物館に到着し、1号車のバスから降りると、職員の皆様やボランティアの方々が温かく迎えてくださいました。すると、その中のお一人から、「私は、先生とあいさつしたことがありますよ。」と声をかけられました。以前に勤めていた学校でお会いした人だったかなと記憶をたどっていると、「杉田小の前を通るときにあいさつしました。」と、教えてくださいました。それで思い出し、「あぁ、そうでしたね。」と言葉を交わしながら、とても嬉しい気持ちになりました。 
 毎朝、登校時間には校門付近に立ち、子どもたちや付き添ってくださる保護者の皆様と声を交わしています。また、散歩中の地域の方や通勤中の方とも、ささやかなやり取りを重ねています。会釈で応えてくださったり、「ごくろうさま」と温かい言葉をかけてくださったりすることに、日々、地域とのつながりの広がりを実感しています。そうした日頃から関わりのある地域の方と、遠く離れた三浦半島で再びお会いし、杉田小の子どもたちの活動を温かく見守っていただけたことにご縁を感じ、大変嬉しく思いました。 
 観音崎の磯体験では、職員の皆様やボランティア方々のおかげで、貴重な体験をすることができました。最初のうちは、恐る恐る海に入ったり、生き物を触ったりしていた子どもたちが、しばらくすると、「カニを捕まえた~」と歓声を上げ、生き生きとした表情で海中の生き物を捕まえていました。捕まえたカニや魚などを職員の方が水槽に入れてくださり、多くの子が生き物の姿を観察することもできました。巨大なカニや小さなサメまで捕まえることができ、子どもたちは大喜びでした。 
 杉田小学校の子どもたちが、学校や地域で元気よくあいさつをし、豊かな人間関係を築くことができるよう、これからも指導を続けてまいります。保護者の皆様や地域の皆様にも、引き続き、子どもたちを温かく見守っていただけますよう、お願い申し上げます。

学校だより 7月号