学校長あいさつ

「共に生きることを喜ぶ かしこく たくましい子に育てます」
~みんなとつながる・みんなでやりぬく・光かがやく さくらっ子~
                               学校長 後藤 俊哉
 
 創立112年を迎える今年度、一年生81名を迎え、546名のスタートとなりました。今年度4年目となる、学校教育目標「共に生きることを喜ぶ かしこく たくましい子」、スローガン「みんなとつながる・みんなでやりぬく・光かがやく さくらっ子」の実現のため、引き続き尽力してまいります。
 
 昨年度、子ども達のすてきな姿をたくさん目にしました。1年生の生活科や幼保小交流、2年生のまちとの関わり「港南郵便局」、3年生の地域の見学で知った「お店のひみつ」、4年生の「服のチカラ プロジェクト」、5年生の「GIGAアンサンブルコネクション」、6年生の「鯖カレー」の開発・販売、5・6組の「フードドライブ」などができたことは大きな成果です。どの学年も「やり抜く力」が少しずつ身に付いてきたといえるでしょう。
 
 また、共に学び合う中で「学びの真顔」や「学びの笑顔」が生まれてきました。その中で「対話的で深い学び」を求め、授業研究会では具体的な子どもの姿で語り合い、ビフォーアフターの姿を比較することで資質・能力が身に付いたかを共有してきました。
 
 このことを受けて、今年度は引き続き「つながり力」を大切にし、人とよりよい関係を創る力を培うことを目指してまいります。「人とのつながり」を実感し、自己肯定感や自己有用感がさらに高まるような具体的な目標を置いて取り組んでいきます。
 
 具体的には、今年度もなかよし&たてわり(登校班)活動を教育活動の根幹として、異校種や地域との連携、企業や公共施設からの学習支援などを教育活動に位置付けます。一人ひとりの成長が楽しみです。
 
 また、「個別最適な学び」に取り組む中で、「誰一人として取り残さない授業」を目指して授業改善に取り組んでいきます。昨年度は算数での中学年指導においてT・T(ティームティーチング)指導で進めてきましたが、今年度は、各学年で年間あるいは一部の単元を教科分担制で行っていくことで、きめ細かい指導ができると考えました。学年で一人ひとりの子どもを育むといった姿勢で進めていきます。
 
 令和5年10月27日(金)に本校で第60回全国小学校家庭科教育研究会全国大会神奈川大会が開催されます。どの教科でも本校の学びのよさが発揮できるよう、引き続き準備を進めていきたいと考えています。また、111周年の取組によき学びを積み重ねて、112年の歴史を振り返り、学びをさらに深化させていきたいと考えています。
 
 一人ひとりが輝くために教職員一丸となってがんばります。一年間よろしくお願いいたします。