本日、30年度のマラソン大会の日の朝に、「シラカバ植樹集会」を開きました。嶮山小学校の子どもたちが「歯と口の健康づくり」に一丸となって取り組んでいることや健康の大切さを感じてどんなことにも力いっぱい頑張る姿の象徴としてのシンボルツリーに、「シラカバの木」を選んだのには理由があります。シラカバの樹皮には、キシランという、キシリトールの原料が含まれています。甘味料であるキシリトールには、ミュータンス菌の活動を弱めたり、むし歯の発生や進行を防いだりするという、歯によい特徴的な働きと効果が認められています。まさに、嶮山小学校にぴったりの樹木だと思います。

 空の青に映えるシラカバは、春には芽がふくらんで新緑の葉をつけ、秋には紅葉し、落葉のあとは鮮やかな白い幹が際立ち、子どもたちの四季を美しく彩ってくれることでしょう。そして、嶮山小の「よい歯・輝く子」の成長を、10年後も20年後も、ずっと見守り続けてくれるだろうと思っています。【文:山口・深谷】