自分大好き 仲間大好き 心かがやく 上菅田笹の丘小学校
保護者の皆様、お子様のご入学、ご進級おめでとうございます。
令和7年度は、153名の新入生を迎え、在校生と合わせて児童数903名でスタートしました。私は、校長の世古正樹です。私にとっては、上菅田笹の丘小学校で迎える5回目の春となりました。今年度も学校経営に精一杯努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、上菅田笹の丘小学校は、令和2年4月1日に開校し、今年度が開校6年目となります。開校の3年前の平成29年4月に、当時、横浜市で最も児童数が少ない笹山小学校と上菅田小学校の間で、学校規模の適正化に向けた具体的な対応を検討するため、第1回上菅田小学校・笹山小学校 学校規模適正化等検討部会が開催され、10月までに全5回、検討部会が行われました。検討部会は、日頃から両校がお世話になっている地域の自治会長様やPTA役員の皆様、近隣の中学校の校長先生の方々で構成されておりました。上菅田笹の丘小学校は、地域や保護者の皆様がより良い学校にするために、何度も検討を重ねて、皆様の思いや願いが込められた学校です。私は、開校2年目から着任しておりますが、皆様の学校に対する熱い想いを、いつも感じております。まさしく、地域や保護者の皆様に支えられている学校で、そのような学校で本年度も勤務できることに大きな喜びを感じております。
令和7年3月に、旧笹山小学校及び旧上菅田小学校を経験した最後の学年の子どもたちが卒業し、今年度からは、すべての学年の子どもたちが統合後に入学した子になります。創立6年目、上菅田笹の丘小学校で育ってきた子どもたちと一緒に、さらに新しい歴史と伝統を創っていきたいと思います。
そのために、今年度も、学校教育目標「自分大好き 仲間大好き 心かがやく上菅田笹の丘小学校」の実現を目指して、子どもたちの「自己肯定感」を高めることを大切にしていきます。「自己肯定感」とは、「ありのままの自分を肯定する、自分自身を好意的に受け止める」ということです。自分のよさに気付き、自分を大切にする気持ちを育てながら、他者(友達)のよさも認め、他者(友達)を大切にしていく、という気持ちにつなげていきたいです。昨年度も子どもたちには、「自分を好きになろう。そのために、自分のよいところをたくさん見つけよう。」と機会あるごとに話してきました。学習だけでなく、日常の生活においても、子どもたちのよさを認め、積極的に褒めて、子どもたちの「自己肯定感」を高められるように、教育活動を進めてまいります。
上菅田笹の丘小学校は、これからも多くの児童と保護者、地域の方々、教職員が集う学校として、地域に愛される学校を目指し、人と人とのかかわりや共感を大切にし、「自分大好き 仲間大好き 心かがやく上菅田笹の丘小学校」という学校教育目標の実現に向けて、教職員一同、より一層努力を重ねてまいります。保護者の皆様、地域の皆様、本年度も本校の教育活動へのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。