今年度は、日下っ子が今よりも友達と仲良くするために必要な一人ひとりの「仲良しスキル」を上げることを目的に友達との付き合い方を振り返り、個人目標に向かってよりよい付き合い方を考え実行する一年となりました。

 2月9日(火)に開催した学校保健委員会では代表児童、PTA、教職員が参加し、活動の振り返りと意見交換をしました。

 委員からは、今年度の活動を通して次のような気づきが挙がりました。

●相手に思いを伝えることの難しさや気づかないうちにしている自分のクセに気づけた。

●話すときに友達の表情を見て話すことが大切だとわかった。

●友達と仲良くなるにはあいさつが第一歩だと思った。

 ぜひご家庭でも今年度の活動を通してどんな気づきがあったのか、お子さんと話してみる機会としてご活用ください。

  

 また、今回の活動の中で実態把握を目的に全校アンケートを実施した結果、日下っ子の約9割が「友達の思いを考えている」という結果が全校アンケートで出ましたが、「自分の思いを伝えられている」と感じている人は約7割でした。

 全校アンケート結果をもとに、日下小の学校カウンセラー大竹翠先生から、「日下っ子は自分の思いを伝える力がつくともっと仲良くなれそうですね」と上手に思いを伝える方法を教えていただきました。詳細は保健だよりに掲載しますので、内容をご確認ください。

 「コミュニケーションはキャッチボールのように、投げたら相手の反応として返ってきます。発信する言葉には責任が伴うからこそ、思いやりの心はこれからも忘れないでいましょう。相手を思う気持ちと同じく自分の気持ちも大切にしながら、より仲良く楽しい学校生活を送りましょう。」と校長先生からも最後にお話がありました。

 これからも子どもたちの「仲良しスキル」アップのきっかけは学校生活にたくさんあります。子どもたちが一つひとつ大切な経験として生かせるよう声掛けを続けてまいりますので、ご家庭でもご活用ください。