校歌

 1 明るくひろがる鶴見の空は

  こどもの夢ののびゆくところ

  胸を張れ 元気な子

  なかよしが 集まって

  歌おう平安 楽しい母校

 

2 海からのぼる陽丘にしずむ陽

  日毎にのびゆく心が燃える

  考えて やりとげる

  この意気と この誓い

  自立の校風 うけつぐ誇り

 

3 校庭いとどる夾竹桃よ

  つつじの花もきれいにひらく

  美しい 力わき

  はつらつと 進みゆく

  われらの平安 栄えある母校

校章

 橘の葉と実をデザインしたものに、「平安」という校名を入れたものです。校名は、所在地である平安町にちなんでつけられました。
本学区は、横浜市編成前は橘樹(たちばな)郡に属しており、橘にゆかりがあります。さらに、校名の平安も橘に関係があります。古都平安京の右京の橘は、左近の桜と並んであまりにも有名です。昔からこの橘が珍しいものとして大切にされたのは、その葉がいつでも鮮やかな緑色であり、その実からは柔らかな感じのいいにおいを放って、人を惹きつけたからでしょう。これを人に例えると、自分の意志を堅く貫いたり、物事を正しく見分けたりする力を持っており、さらに、周りの人をもよい方向に導くような影響力まで備えた風格を思い浮かべることができます。したがって、本校の校章には、地名や校名にゆかりのある橘を用い、児童に橘のように立派な人格を備えた、多くの人から尊敬されるような人になってほしいという願いが込められているのです。