6月15日(金)、5年生は社会科「食料生産を支える人々」の学習の一環として、岩手県雫石町にあるファーム菅久の菅原紋子さんに大門小学校へ来ていただき、お米農家という職業やファーム菅久の工夫や努力について話を聞きました。

子どもたちはお米づくりのための機械が家を買えるほどの金額であることに驚いたり、おいしいお米を作るためにオリジナル肥料や土づくりをしていることに関心をもったりしていました。また、お米の消費量が減少し、田んぼがどんどん減っていってる現代において、お米を食べてもらえるようにお米を使った麺やお菓子といった商品を考えて売っていること、新たに野菜づくりに挑戦しようとしていることなど、お米農家の努力について真剣に話を聞いていました。紋子さんは岩手山と田んぼが映る美しい風景を資料で見せながら、農業って大変そうとか楽しいのかなというイメージをなくし、農業のよさを知ってもらいたいとお話しされて最後に、大好きな雫石町の風景を大切に守っていきたいという農家の願いを子どもたちに伝えてくれました。

ふり返りでは、「農業に対する思いや情熱がすごいと思った」「農家の仕事は大変そうと思っていたけど、楽しい仕事というイメージに変わった」などの意見が出て、子どもたちが農家という職業について、理解できる出会いとなりました。