7月14日(金)~15日(土)

 5年生は山梨県へ宿泊体験学習に行きました。

 天候にも恵まれて、富士山登山、西湖でのカヌー体験、道志村での林業体験、コースター作りを行いました。

 

富士山は、はじめ富士スバルラインを登り始めた頃は、薄曇りで視界もそれ程よくありませんでした。しかし、四合目を過ぎる頃には雲は眼下となり、雲海になりました。五合目からの登山では、富士山の山頂がくっきりと見え、足下を見ると雲海の下に山中湖と河口湖が見えてきました。子どもたちからは「すごい!」「綺麗!」と歓声が上がりました。

西湖でのカヌー体験では、インストラクターからパドルの動かし方や注意事項を教わった後、出艇しました。はじめは二人の息が合わず、思うように進まなかったカヌーも、時間が経つにつれ、上手に漕げるようになっていきました。西湖の穏やかな湖面を滑るように漕いで、気持ちのよい時間を過ごすことができました。

宿舎では、昨年度の野島宿泊体験学習で学んだことを生かし、部屋の友達と協力して、時間を見ながら行動することができて立派でした。

道志村での林業体験では、はじめにインストラクターから林業の必要性や大切さを学びました。その後、実際に山に入って行き、チェーンソーで切り始めた木をインストラクターの合図で引っ張って倒しました。木が地面に倒れると、山全体が揺れて、その迫力に圧倒されました。

コースター作りでは、伐採された木を自分で鋸で切って作りました。ヤスリで磨いてペンで色付けをして完成させました。この世で一つしかない、オリジナルの作品が完成し、素敵なお土産になりました。

 

 5年生の子どもたちは、横浜とは違う豊かな自然の中で、たくさんの体験ができ、心身ともに一回り大きくなって帰ってきました。