平成27年2月16日

  「劫初(ごうしょ)より つくり営む殿堂に われも黄金の釘一つ打つ」 与謝野晶子

 6年生の子どもたちが校歌のレリーフを作り終えました。総枚数は572枚。美しが丘西小学校が生まれたのは2年前ですが、この地は遙か昔から人々の偉大な営みがありました。その長い歴史の中に自分自身を刻み込むように一つ一つに願いをこめて削り出しを行いました。子どもたちの魂が宿ったこの レリーフは、未来永劫にわたり、美しが丘西小学校を見守ってくれることでしょう。私もその一員となりたく、作曲者である橋本祥路先生の「路」を彫らせていただきました。

 冒頭の句は、私が高校時代に叔父から我が家に掛け軸で贈られたものです。この言葉の重さを胸に、日々努力していきたいと考えております。