3年生は、阿久和川の「まほろば」の再整備に向けた取り組みに参加しています。阿久和川の「まほろば」は、地域の憩いの場として親しまれてきましたが、整備から約30年が経過し、施設の老朽化が課題となっているそうです。今回、横浜市下水道河川局河川流域調整課の方々からお声がけをいただき、3年生が川づくりに子ども目線のアイデアを届けるためのワークショップに参加することになりました。事前準備として、本日、3年・1組・3組が阿久和川に出向いて水質調査や生き物の観察を行う予定でしたが、あいにくの雨天のため、活動は校内で実施されました。(3組は27日に実施予定)横浜市下水道河川局河川流域調整課の方々が事前に川の水や生き物を採取し、教室までもってきてくださったことで、子どもたちは実際に水を見て、触れて、感じることができました。水質については、パックテストを使って数値で確認し、レーダーチャートを用いて分析しました。阿久和川の水がとてもきれいであることに子どもたちは驚きの声をあげていました。また、ザリガニ・ドジョウ・カワニナ等々の川の生き物にも触れ、阿久和川に多様な生き物が生息していることを実感しました。川の流れの速さや緩やかさが生き物の多様性を支えていることも学び、自然環境の大切さを考えることが出来ました。今後、自分たちの考えを整理し、地域の方々との意見交換に臨む準備をしていく予定です。この活動は、総合的な学習の時間の一環として行っています。行政機関と連携しながら、まちづくりに参加する貴重な機会としていきたいと考えています。