更新情報
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6年生では、造園業者・泰山園の皆様にご協力いただきながら、最近水をためることができなかった「ひかりの池」の再生に取り組んできました。業者の防水工事により池の底がしっかりと整備され、水を安定して蓄えられる環境が整ったことを受け、子どもたちは池に接続する花壇の土を自分たちの力で一度すべて取り除き、専門家から学んだ方法をもとに防水シートを購入して敷設し、新たに土を戻す作業を進めました。これにより、ひかりの池とつながる「田んぼ」のエリアも新しくつくりだすことができ、池全体が本来の姿に近づきました。さらに、泰山園の皆様からいただいた大きなプランターに土を入れ、今後植栽ができるように整え、自然豊かなビオトープとして育っていく基盤を整備しました。この作業は、卒業を目前にした子どもたちが全員で協力し、土を運び、シートを貼り、池の形を整えながら進めたもので、かつてのひかりの池を自分たちの手で甦らせるという強い思いが表れていました。6年生では、ひかりの池が新しいビオトープとして生まれ変わったことを全校児童に伝えることで、学習のまとめとする計画です。また、工事や指導でご支援をいただいた泰山園の皆様に完成した姿をご覧いただき、感謝の気持ちを伝える機会も設ける予定です。自分たちの力で学校の環境をよりよくしようと取り組んだ今回の活動は、子どもたちにとって大きな達成感と学びにつながりました。卒業を迎える6年生にとって、このひかりの池の再生は、未来へとつながる大切な経験となりました。
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6年生では、新橋のまちで出会った古銭をきっかけとして、「お金」そのものの役割や貨幣社会の移り変わりに目を向け、歴史から現代までの変遷を調べ、考えを深めてきました。学びを進める中で、子どもたちはキャッシュレス化や銀行の仕組みなどの基礎に触れつつ、社会問題となっているお金に関わるトラブルにも関心を広げ、地域で起こり得る身近なトラブルの実態と予防について、自分たちなりの具体策を話し合って整理しました。その成果は、1月の「つながるフェス」において来場者に向けて広く発信し、注意喚起とともに「自分たちにもできる予防行動」を広く社会に訴えるかたちで共有しました。学習のまとめとしては、地域だけでなく校内にも視野を広げ、クラスで制作したポスターや掲示物を校内各所に掲示できるよう職員に依頼し、仲間や下級生にも「お金の扱いの変化の中で、一人ひとりが主体的に考え、賢く・安全に行動すること」の大切さを伝えました。さらに、この探究を通して、子どもたちは「情報を集めて比較し、自分の考えをつくる力」「社会の課題に自分ごととして向き合う姿勢」「自分の言葉で相手に伝える力」といった、中学校の学習や生活で求められる力を実感をもって身につけました。お金の問題を単なる知識として終わらせるのではなく、社会とつながる課題として主体的に考え、行動まで結びつけた経験は、これからのより高度な探究学習へ確かな土台となります。6年生では、社会とつながる課題に向き合った探究を、学校に残るかたちで締めくくるとともに、中学校へ向けて一歩先の視点をもった学びとして発展させることができました。
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6年生では一年間、地域の風景や人の思いを写真で捉え、言葉を添えて発信する「フォトユリ」の活動に取り組んできました。餅つき大会などの地域行事での展示や交流を通して、写真を介した対話が生まれ、子どもたちは自分たちのまちに息づく温かさや支え合いを実感しながら、表現と言葉の推敲を重ねてきました。卒業を前に、学習の締めくくりとして、これまでに撮りためた写真と、写真をもとに綴ってきた一人ひとりの想い・地域への思いを収録した写真集を作成し、学びのまとめとしました。あわせて、年間を通して眺められるポスターカレンダーと、4月からのカレンダーを制作し、この一年「フォトユリ」の活動でお世話になった皆様にお配りして掲示していただくことで、子どもたちが見つけた地域の良さを広く発信しました。本活動を通して育まれた「人を大切にする心」「地域とつながろうとする姿勢」「自分の思いを写真と言葉で伝える力」を胸に、6年生の子どもたちは新しいステージへと歩みを進めます。
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新橋小学校スクールゾーン対策協議会が、令和7年度における児童の登下校時の安全確保・見守り活動・交通事故防止に向けた取組に対して、泉区・泉区交通安全対策協議会より「表彰状」をいただきました。本校では、日頃より弥生台自治会・グリーンハイム自治会の皆様をはじめ、地域の皆様が登下校時に温かく子どもたちを見守ってくださっています。横断歩道での声かけや立哨活動、安全点検や情報共有など、日々の丁寧な取組の積み重ねが、児童が安心して通学できる環境につながっています。今回の受賞は、こうした地域の皆様の支えがあってこそ実現したものです。学校としても、地域と連携しながら、子どもたちの安全を守る取組を今後も継続してまいります。新橋小学校はこれからも、家庭・地域・学校が力を合わせ、子どもたちが安心して通える学校づくりを進めていきます。日頃のご協力に心より感謝申し上げます。
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3月に入り、校庭の桜のつぼみも少しずつ膨らみ始めました。新橋小学校では、1年間の集大成であり、最も大きな学校行事である「第55回 卒業証書授与式」に向けた準備が、本格的にスタートしています。体育館では、6年生による卒業式練習が始まっています。証書授与の作法や凛とした立ち振る舞いなど、一挙手一投足に心を込めて取り組む姿から、6年間の成長が感じられます。卒業式は、これまで支えてくれた家族や地域の方々、そして仲間へ 6年間の自身の成長を「姿」で表す、小学校生活最後の大切な学習でもあります。
1年生から5年生の在校生も、卒業する6年生を笑顔で送り出そうと準備を進めています。体育館を彩るお祝いメッセージづくりや、卒業生を送る会の練習に励むなど、それぞれの学年が思いを込めて取り組んでいます。先週は、たてわりグループによる「6年生ありがとうの会」も行われ、これまで優しくリードしてくれた6年生との温かな時間となりました。
卒業式の準備に携わるのは、6年担任だけではありません。教務主任が式全体の流れを整え、音楽専科が式歌の響きを磨くなど、すべての教職員がそれぞれの役割を担いながら準備を進めています。「6年生を最高の形で、中学校という新たなステージへ送り出したい」という思いのもと、チーム新橋が一丸となって卒業式を創り上げています。6年前、大きなランドセルを背負って入学した日から、心も体も大きく成長した6年生。卒業式は、新橋小学校での学びを胸に、胸を張って校門をくぐり抜ける大切な節目の日です。その晴れの日を迎えるまで、全校児童・全教職員で心を込めて「卒業式」という特別な時間を紡いでいきたいと考えています。
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1年生、2年生の教室を訪れると、落ち着いた学習環境の中に温かさが感じられ、子どもたちが日々の学びを大切に積み重ねている姿が見られます。国語の授業では、言葉の学習を通して、相手の思いを受け止めたり、自分の考えを言葉にして伝えたりする力が育まれていました。1年生の「ずうっと、ずっと、大すきだよ」の学習では、子どもたちが互いの意見を聞き合い、登場人物の気持ちや場面の変化について自分なりに考えながら学習を深めていました。担任の先生の問いかけに対して、一人ひとりが真剣に考え、その考えを友達の発言からさらに広げていく姿が見られ、この一年間で育ってきた学びの土台が確かに感じられました。子ども同士の自然な対話が生まれていく様子から、丁寧に積み上げてきた「聞く・伝える」の学習が教室に根づいていることが伝わってきました。2年生の「スーホの白い馬」の学習では、物語の背景や登場人物の気持ちに寄り添いながら読み進める姿がありました。黒板には、子どもたちの考えが丁寧に整理されており、場面ごとの気持ちの変化や読み取ったことが明確につながる構造になっていました。授業の中で、担任の先生は子どものつぶやきに耳を傾け、机間指導ではノートを見取りながら思考が深まる声かけを行っていました。先日のワークシートには一枚一枚丁寧な朱書きが入り、どの子の学びも大切に受け止めていることが伝わってきました。こうした細やかな関わりが、子どもたちの安心感を育み、自分の思いを言葉で表現しようとする姿勢につながっているのだと感じました。言葉の学習を通して育つ「心の学び」が日々積み重ねられています。友達の考えを受け止め、自分の思いを大切にしながら学び合う姿は、これからの学習を支える大切な力となっていくことでしょう。
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令和7年度も、本校では子どもたちの健やかな成長を願い、給食を核にした食育の取組を進めてきました。給食室では一年間の献立をふり返り、子どもたちがどのように食べてきたかを、残食率の調査を通して確かめました。人気の高かった献立は、どの学年でも「おいしい!」という声が多く、笑顔で食べる姿がたくさん見られました。一方で、大豆や魚を使った献立には少し残りが見られましたが、これらの食材には体をつくるための栄養がたっぷりと含まれており、子どもたちの成長に欠かせないものです。大豆は「畑の肉」とよばれるほどたんぱく質が豊富で、筋肉や骨をつよくしてくれます。給食室では、大豆を丁寧にすりつぶしたり、かつおだしと合わせたりして、子どもたちが食べやすいように工夫を重ねて調理しています。魚の献立にも、カルシウムをはじめとする多くの栄養が含まれており、丈夫な体づくりに役立ちます。来年度も、こうした食材の大切さを伝えながら、子どもたちが進んで食べられるよう支えていきたいと考えています。また、本校の食育は「体験」と「給食」がつながっていることが大きな特徴です。たとえば、人気メニューの枝豆は、3年生が学習でさやをむいて給食室に届けてくれたものです。自分たちが関わった食材が給食に登場することで、「もっと食べてみよう」という意欲につながり、食べる喜びや食材への関心が広がりました。給食は、日々の健康を支えるだけでなく、地域の食材を知ることや季節を感じること、みんなで同じ食を囲む楽しさなど、たくさんの学びにつながっています。新橋小学校では、これからも地産地消を生かした安心・安全でおいしい給食づくりと、授業と連携した食育活動を大切にしながら、子どもたち一人ひとりが「食べることって大事だな」と感じられる時間をつくっていきたいと考えています。
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3/4(水)、5・6組では6年生の卒業をお祝いするお別れ会を実施しました。6年生から在校生に向けて、来年度へ向けた励ましのメッセージもあり、学年をこえて築いてきたつながりを改めて感じる時間となりました。これまでの思い出や6年生への感謝を伝え合うことができ、子どもたちの温かい気持ちが集まった、笑顔あふれる素敵なお別れパーティーとなりました。
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教室の季節ごとの活動のまとめには、子どもたちが見つけた生き物や植物、気温の変化などが、イラストや言葉で表現されています。子どもたちが感じた気付きやつぶやきも丁寧に拾い上げてあり、1年間の学びの足跡が並んでいます。春の時間では、校庭に出て小さな春を探す姿が印象的でした。夏には、汗をかきながら水遊びを楽しみ、体験をもとに自然の変化に気付いていく姿が見られました。秋には、校庭や公園でどんぐりや落ち葉を拾い、友だち同士で比べ合い、自然物を使った遊びへ発展していく過程が微笑ましく映りました。冬になると、木の葉が落ちていることに気付いたりしながら、季節ならではの変化に気付き、それらを積み重ねて学ぶ姿がありました。このような1年間の学びは、生活科のねらいである「季節の変化に気付き、自然と生活のつながりを理解すること」に結び付いています。身近な自然の様子や生活の変化を捉えることは、生活科の中心的な学習です。実際の授業でも、色や形、においなど五感を使った観察を通して季節の特徴や自然の違いを見つけたり、遊びや活動の中で四季の変化に気付いたりすることを大切にしています。3月のまとめの時間には、子どもたちは教室に掲示された自分たちの学びの足跡を見つめながら、1年間の活動を振り返りました。ただ季節を見るだけでなく、季節の変化を理解し、そして考えようとする力がゆっくりと育ってきたことを感じます。1年を通して四季の移り変わりを自分の生活と結び付けながら学ぶ姿に、生活科ならではの豊かな学びの広がりが見られました。
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5・6組では、年間を通して総合的な学習の時間で防災をテーマに学習を進め、いっとき避難場所を実際に訪れて調査したり、災害時に役立つ防災クッキングを体験したり、校外学習で防災グッズを持ち歩く・防災に関する情報を探すといった実践的な学びを重ねてきました。学習の成果は、写真や地図、メモ、チェックリストなどを用いて一目で伝わる形に整理し、校内の掲示板に「学習のまとめ」として掲示しました。子どもたちは、調べたこと・体験したこと・これから日常化していく行動を振り返り、次にいかす視点を明確にしています。この「学習のまとめ」は、3/1に本校で実施された地域防災拠点訓練の際にも体育館に掲示し、来場された地域の皆様に学びの足跡を見ていただきました。多くの方から「実践に基づく分かりやすい掲示で参考になる」との温かな言葉をいただき、子どもたちの探究心と主体的な取り組みが地域とつながる貴重な機会となりました。今後も、今回の学びを土台に、日常の中でできる備えを続け、地域とともに安全・安心な学校づくりを進めていきます。
