更新情報
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新橋小学校の元PTA会長の皆様が中心となり、現PTA会長も加わって、「子ども真ん中のお祭り・・・つながるフェス」が立ち上げられています。新橋の子どもたちを第一に考え、新橋小学校をより大切にしていこうという思いが込められた、地域と学校がつながる新たな取組です。このフェスに向けて、元PTA会長を中心としたつながるフェス実行委員会から4年生への参画のお声掛けをいただきました。4年1組・2組では、出店について様々な角度から話し合いを重ね、「出店しよう!」という子どもたちの思いが形になりました。第2回学校運営協議会の際には、来校された元PTA会長のお二人に、子どもたちの考えを直接お伝えし、参画にあたっての課題や準備すべきことについて意見交換を行いました。教室では、フェスに向けた話し合いの内容が丁寧に整理されており、子どもたちの本気度が伝わってきます。本物の社会に参画するからこそ、子どもたちは主体的に、そして「何とかしていこう」と仲間と協働して動き出します。このような学びの場を与えてくださる新橋のまちに、心より感謝申し上げます。子どもをまち全体で育てていこうという温かな思いに、新橋小学校は支えられています。4年生の子どもたちが、どのような形でフェスに参加し、どんな姿を見せてくれるのか、今からとても楽しみです。
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11/27(木)、4年3組はハートフルプラザ横浜での見学を通して、福祉車両について次のようなことを学びました。福祉車両は、「体の不自由な人や高齢者が安心して出かけられるよう工夫されている。」「車いすのまま乗れるスロープやリフト、座席の回転機能がある。」「足の不自由な方が手で運転できる車や、車いすを自動で収納できる装置もある。」「福祉車両があることで、家族や友達と一緒に外出でき、楽しい時間を過ごせる。」「みんなが安心して暮らせる社会をつくるために大切な存在である。」・・・子どもたちは、公共交通機関を使って元町・中華街まで移動し、マナーを守って校外学習に臨む姿からも、学びに対する意欲が感じられました。見学後、「もっと多くの人に知ってもらいたい」「自分たちにできることは何だろう」と考える姿が印象的でした。学んだことを整理し、1月の「つながるフェス」でのプレゼンテーションにつなげていきたいと考えています。
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4年3組では、社会科「自然災害に備えるまちづくり」から広げたテーマ「誰もが安心できるまちや社会」をもとに、福祉車両について調べています。11/27(木)、ハートフルプラザを訪問し、実際の福祉車両を見学しました。車いすがスムーズに乗り降りできるリフトや座席の回転機能を体験し、子どもたちは「こんな工夫があるから、みんなが移動できるんだ!」と驚きの声をあげていました。職員の方からは、車両に込められた思いについて丁寧に説明していただき、子どもたちは熱心にメモを取りながら質問を続けていました。ご協力いただいたハートフルプラザ横浜の皆様、本当にありがとうございました。
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6年1組では、総合的な学習の時間に「フォトユリ」の活動を通して、学校周辺の地域の魅力を発信したいという強い思いが育まれました。この発信は、保護者の方が弥生台祭り実行委員会に関わっているというご縁から、子どもたちが写真とメッセージをまとめて発表する計画へとつながりました。真剣に準備を進める姿は、地域と学校が連携した学びの展開でした。しかし、当日は雨天によりお祭りが中止となってしまいました。落胆する子どもたちに、弥生台自治会の石野会長から「次の機会にぜひ発信してほしい」という温かい言葉が贈られ、地域の方々の心遣いそのものが学びとなりました。この出来事をきっかけに、活動は「つながるフェス」という次なるステージへと広がりました。フェス実行委員の方に内容をプレゼンしていただき、子どもたちの気持ちに再び火がつきました。もしお祭りが予定通り実施されていたら、この新たなつながりは生まれなかったかもしれません。計画の変更が、地域とのより強い連携と学びの深化につながっています。今回の学びは、予期せぬ出来事を肯定的に捉え、課題へと転換することで、子どもたちにとって忘れられない「ドラマチックな展開」となりました。こうした経験こそが、子どもたちの主体性と協働性を育む大切な機会となっています。
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6年3組では「マネープロジェクト」の学習を進めています。お金の仕組みを学ぶうちに、お金に関わるトラブルが社会問題になっていることに気づきました。そこで、泉警察署の方をお招きし、トラブルがどんなものなのか、トラブルを防ぐための工夫についてお話を伺いました。授業では、電話による詐欺などの事例を聞き、子どもたちは「こんなに近くで起きているなんて…」と驚きの声をあげていました。「起こったことは変えられないが、これから起こさないようにすることはできる」という問いかけに、子どもたちは真剣な表情で考え込み、「家族に注意を呼びかけたい」「知らない番号には出ないようにする」など、自分たちにできることを話し合いました。「自分たちにもできることがある」と気づいた子どもたちの姿が印象的でした。こうした学びを通して、子どもたちは本物の社会とつながり、自分たちの生活に関わる課題を主体的に考えています。これからも、地域と協働しながら、子どもたちの学びを深めていきます。泉警察署の皆様、貴重なお話をありがとうございました。

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11/25(火)、体育館で「よみきかせONEの会」の皆様による読み聞かせが行われました。今回は、2・4・6年生を対象に、古典落語の名作「じゅげむ」をスクリーンに絵本を映しながら楽しみました。途中、映像が映らなくなるというハプニングがありましたが、子どもたちはまるで画面があるかのように、語りに集中して耳を傾けていました。それは、ONEの会の皆様の豊かな表現力と間の取り方が、子どもたちを物語の世界へ引き込んでいたからだと思います。読み聞かせの後には、「もっと聞きたい!」「じゅげむって面白い!」という声があがり、古典の魅力に触れる貴重な時間となりました。新橋小学校では、図書室前に「ONEの木」を掲示し、これまで読んでいただいた本を紹介しています。また、事務室前には「よみきかせONEの会」コーナーもあります。読書への意欲を高めるため、図書室の新刊紹介や児童による様々な取組を続けています。ONEの会の皆様、今年度も素敵な時間をありがとうございました。
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11/20(木)、秋の深まりを感じる大池公園で、全校児童による「たてわり遠足」を実施しました。この遠足は、異学年の児童が交流し、協力しながら活動することで、思いやりや協調性を育むことを目的としています。出発前から、各たてわり班で6年生を中心に「みんなが楽しめる遊び」を考え、高学年が協力しながら準備を進めてきました。当日は、班ごとに工夫された遊びやレクリエーションが展開され、子どもたちの笑顔があふれる一日となりました。特に印象的だったのは、5・6年生一人ひとりがそれぞれのチームで力を発揮し、下級生に寄り添いながらリーダーシップを発揮していた姿です。困っている1年生に優しく声をかけたりする場面が随所で見られました。最高学年としての責任感と温かな思いやりが、活動全体を支えていました。さらに、グループごとに大池公園内のポイントラリーを回り、協力しながら課題をクリアする姿も見られました。グループで仲良く遊ぶ時間もあり、ここでも5・6年生のリードによって、みんなが楽しめる雰囲気が生まれていました。また、今回の成功には、5・6年生の実行委員の存在が欠かせません。事前の計画や準備、当日の進行など、見えないところでの大きな貢献が、全校児童が安心して楽しめる環境づくりにつながりました。遠足の色々な場面で、班ごとに集まって語らう子どもたちの姿からは、異学年の絆が深まったことが感じられました。この経験は、今後の学校生活においても、互いを思いやり、協力し合う力として生き続けることと思います。

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個別支援学級前の2階ホールには、50周年記念行事で飾られていた創立当時から現在に至るまでの学校の歩みを伝える写真を掲示しています。開校当時の様子や体育館が新しくなった時の記録、初めての卒業式など、学校の歴史をリアルに感じることができます。掲示された写真は、子どもたちにとって目に見える貴重な資料となり、地域や学校の歴史についての学びを深めるきっかけになっています。足を止めて写真を眺め、学校の歴史に触れたり、新橋小出身の保護者を探したりする子どもたちの姿も見られます。こうした取組を通して、子どもたちは地域や学校の歩みを知り、学びをより豊かに広げています。
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新橋小学校では、「全校縦割り活動」を教育の柱の一つとして位置づけ、年間を通して異学年の交流を大切にしています。この活動は、上学年が下学年を思いやり、支えながら行動することで、互いに成長し、学校全体に温かな絆を広げる取り組みです。先週から、6年のそれぞれのクラスで計画した1年生との交流会が行われました。6年生は「1年生に楽しんでもらいたい」という思いを込めて、追いかけっこや簡単なゲームを準備。校庭では、6年生が1年生の手を取り、一緒に走ったり遊んだりする姿が見られました。特に印象的だったのは、6年生が1年生に分かりやすいように言葉を選び、優しい口調でルールを説明していた場面です。最高学年としての頼もしさと成長が感じられました。交流会の最後には、6年生と1年生が笑顔で手をつなぎ、校庭から教室へ戻る姿がとてもほほえましく、温かな雰囲気に包まれていました。このような関わりは、入学当初の配膳のサポート、運動会でのペア学年としての活動、そして今後予定されている絵本の読み聞かせなど、年間を通して続く縦割り活動の一場面です。6年生がリーダーシップを発揮し、1年生を思いやりながら支える姿は、学校全体の絆を深め、子どもたちの心を豊かに育んでいます。11/13日(木)に予定していた全校縦割遠足は延期となりましたが、11/20日(木)の実施を楽しみにしています。これまで紡いできた異学年との温かな関わりや、高学年のリーダーシップがさらに発揮されることを期待しています。
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3年生は社会科「農家の仕事」の学習で、農家が作物を育てる一連の作業(土づくり、種まき、手入れ、収穫、出荷)や、地域の人々との関わりについて学んでいます。事前に、資料を使って農家の仕事を調べ、疑問に思ったことやさらに調べたいことを整理しました。その後、地域の中丸さんの畑におじゃまし、実際に農家の仕事を体験しました。畑では、野菜が育つ様子を間近で見たり、土の感触を確かめたりしながら、「どうしてこの畑ではこの野菜を育てているの?」「水やりの工夫は?」など、事前に考えた質問を積極的に投げかける姿が見られました。子どもたちは、農家の方の説明を聞きながら、野菜を育てるための工夫や大変さ、地域とのつながりを実感しました。「お店に並ぶまでにこんなに手間がかかっているんだ」「地域の人が協力しているんだ」という気づきも多くありました。今回の体験を通して、農家の仕事の大切さや、食べ物が私たちの食卓に届くまでの過程を深く理解することができました。
