「聴覚障害について理解を深め、自分にできることを見つける」というねらいのもと、手話サークルの方々にお越しいただき人権学習を行いました。聴覚に障害があるかどうかは見た目では判別しづらいこと、聴こえの程度は人により違うこと、聴こえないことで日常生活において困る点など実体験を交えた話を聞き、聴覚障害とはどのようなものか学びました。

また、簡単な手話で会話をしたり、当事者の方に身振り手振りで伝えるジェスチャーゲームを行ったりといった体験的な活動を通して、意思疎通を図る方法は様々であることも知りました。

学習後の子どもたちの振り返りには、相手が自分の声を聞いていないと決めつけるのではなく、「もしかしたら聴こえていないかもしれない。」と視野を広げあきらめず思いを伝え続けることの大切さに気付き、できることを模索しようとする姿勢が表れていました。