多文化共生の取組
中国語教室・韓国語教室開始(2024年9月)
外国人児童が多く在籍する南吉田小学校では毎年9月から3月にかけて放課後に中国語教室と韓国語教室を開催しています。今日は開講式です。韓国語教室は希望すれば誰でも受講できるオープン講座で、何年も続けて参加する子もいる人気の講座です。講師は神奈川韓国総合教育院にお願いして派遣していただいています。中国語教室は低学年対象の母語教室として実施しており、中国語でやり取りします。講師は保護者ボランティアとみなみ市民活動・多文化共生ラウンジから紹介していただいています。日本語学習はもちろんですが、母語も大切にしてください。
国際読書会(2024年7月)
国際読書会には100人近い子どもたちと保護者に加え、南区長やみなみラウンジ館長さん、鶴見国際交流ラウンジの館長さん、議員さんの参加もありとても盛り上がりました。外国につながる子どもが多い南吉田小学校では、区多文化共生事業を活用して多言語読み聞かせの会を実施しています。今年は「おはなしレストラン」がテーマで料理や食事、食材のお話を選んで読んでいただきました。はじめは図書委員会児童による読み聞かせです。たくさん練習して上手に読んでくれました。次に、読み聞かせボランティアのお母さんと司書が中国語と日本語で絵本を読みます。そして、英語、タイ語、ベトナム語、中国語、韓国語と続きます。民族衣装で登場する講師の先生もおり、楽しく参加できました。協力いただいたみなみラウンジ、神奈川韓国総合教育院、読み聞かせボランティア、育友会の皆様ありがとうございました。
講師の皆様ありがとうございました。
図書委員の読み聞かせを聞く参加児童
多言語読み聞かせ(2024年7月)
南区の多文化共生事業を活用して、南吉田小学校では年間を通していろいろな国の文化や言語に親しむ体験をしています。今日は1年生が国語で学習した「おおきなかぶ」(ロシア民謡)のロシア語による読み聞かせがありました。先生が民族衣装で登場してロシア語で読み聞かせをしたあと、「うんとこしょ どっこいしょ」の場面を一緒に読みながら動作化します。子どもたちはとても楽しそうに参加していました。
「子どもたちのこころを育む活動」全国大賞受賞(2024年2月)
公益財団法人パナソニック教育財団の"こころを育む総合フォーラム"が、毎年全国に公募して「子どもたちのこころを育む活動」を表彰する事業を行っており、最終審査の結果南吉田小学校の「国籍を超えて笑顔で結びつなげよう南吉田」の取組が今年度の「全国大賞」に選ばれました。日本人と外国人が共に学ぶ南吉田小学校で、5~6年生が中心となって学校を引っ張る児童会の活動が認められての受賞です。審査会の選定理由で「今後の日本の未来モデルとなり得ることを予感させる」という高い評価をいただきました。これまでの子どもたちの継続的な活動が全国的に評価され嬉しい限りです。財団関係者の皆さま、フォーラムメンバーの皆さまに感謝いたします。
詳細は財団のHPをご覧ください。
2023年度 子どもたちの“こころを育む活動” 全国大賞 決定! | パナソニック教育財団 (pef.or.jp)www.pef.or.jp/report/kokoro2023/
【選定理由】児童会の多彩かつエネルギッシュな創意工夫が周囲の大人たちを巻き込み、子どもたちも楽しんでいる点が高く評価されました。多様な文化を理解しあうためのこの活動は、今後の日本の未来モデルとなり得ることを予感させます。
タイの舞踊(2024年2月)
南区多文化共生事業でタイの伝統舞踊の先生が来校され、2年生が舞踊のレクチャーを受けました。タイダンスは手の動きが独特なので、子どもたちは「こうかな」と言いながら一緒に楽しそうに踊っていました。講師の先生ありがとうございました。
中国武術体験(2023年12月)
6年生が南区多文化共生事業を活用して中国武術体験を行いました。中国で武術を修めた先生が音楽に合わせて手本を示した後、子どもたちは「ヤー」と先生の動きに合わせます。アニメのポーズに似た動きにノリノリで修行に励んでいました。完全に悟空になり切っている子もいましたが、教室ではやらんでおくれ・・・。
あいさつ週間(2023年11月)
児童運営委員の子どもたちが朝正門やピロティ、昇降口に立ちいろいろな国の言葉で「おはよう」のあいさつをするあいさつ週間が始まりました。上手なあいさつのこつは「元気に明るく 目を見て 笑顔で やさしく」だそうで、上手にあいさつできた人はお昼の校内放送で名前を読み上げられます。でも初日の今日は、あいさつが返ってこない人も多かったそうです。いつでもしっかりあいさつできるとよいですね。児童運営委員のみなさんありがとうございます。
インドヨガ&チャイパーティー(2024年11月)
今日は学校と育友会の合同企画でインドヨガとチャイパーティーを行いました。区の多文化共生事業を活用し、インド人の先生を招いて、本場のヨガ&チャイを楽しみました。40人を超える親子が参加してくださり、大盛況でした。
ヨガマット持参で参加の保護者も。音楽に合わせて呼吸を意識しながらゆったりと体を動かします。
ヨガの後は家庭科室で本場のチャイづくりです。鍋に茶葉と大量のショウガを入れ、シナモンで風味づけをします。ミルクを入れて煮込んでできあがり。子ども用には味をマイルドにして飲みやすいチャイに仕上げます。煮えていく様子を興味深くのぞき込む子どもたち。本場のチャイとサモサでインドの食文化を楽しみました。講師の先生、参加者の皆さまありがとうございました。
国際読書会(2023年7月)
南吉田恒例国際読書会を行いました。今年は「世界の笑い話」がテーマです。日本語、英語、中国語、韓国語、タイ語、タガログ語、ウルドゥー語による読み聞かせに加え、遊びの紹介をしてくださる講師もおり、子どもたちは楽しみながら参加しました。講師の紹介はみなみラウンジと神奈川韓国総合教育院にお願いしました。受付は読み聞かせボランティアと育友会の皆さんにお手伝いいただきました。図書委員の子どもたちが読んでくれた「まんじゅうこわい」もとても楽しかったです。皆さまありがとうございました。
生活・学校ガイダンス(2023年7月)
新しく日本に来たり、1年生に入ったりした外国籍等児童の保護者向けガイダンスを行いました。生活ガイダンスでは、みなみラウンジが事業の内容紹介をしたあと南消防署が災害時の行動や防災の話をしました。その後は本校の国際教室から、日本の学校生活や学習について、また日本語指導についても発信して質問を受けました。多くの保護者の方に参加いただきありがとうございました。
『ぼくたちのいばしょ~亀島小多国籍探偵クラブ』(2023年5月)
『ぼくたちのいばしょ~亀島小多国籍探偵クラブ』学校と育友会(PTA組織)が取材に協力した児童書が出版されました。多言語放送や聖火リレーの描写が本校の運動会を参考にしているようです。
蒔田浩平作 酒井以絵 文研出版
NHKハートネットTV インクルーシブ教育(2023年5月)
NHKEテレビのハートネットTVで本校の多文化共生の取組が取り上げられました。インクルーシブ教育とは何か?(2)国際色豊かな小学校から見る実践例というタイトルで放送されました。
初回放送日:2023年5月16日
すべての子どもたちが共に学ぶ「インクルーシブ教育」。今回は、性的マイノリティーや社会的養護、外国につながりのある子どもなど、多様な背景を持つ子どもたちの視点から考える。スタジオでは当事者の若者たちと、学校での体験談や「こんな学校になってほしい」という思いを共有。先進的な取り組みを紹介しながら、多様な子どもたちが共に育つためにはどうしたらいいのか、課題や必要な支援について考える。(2023年放送)
関連記事はこちらからごらんください。
NHKEテレビのハートネットTVのHPに移動します
https://www.nhk.jp/p/heart-net/ts/J89PNQQ4QW/episode/te/RM5236PWP3/#article
あいさつ運動(2023年3月)
5年生が学校をよくするプロジェクトで朝のあいさつ運動に取り組んでいます。日本語だけでなく中国語、英語、韓国語など多言語でかかれたポスターを手に全校児童に呼びかけます。卒業式で育友会長さんが「あいさつとスマイルがMYキッズのいいところ」というお話をしてくださいましたがその通りです。朝から気持ちのよいあいさつが響いています!
多言語読み聞かせ&韓国遊び体験(2023年1月)
3年生が国語で学習している「三年とうげ」は韓国のお話です。今日は韓国の先生をお招きし、韓国語でお話の読み聞かせをしていただきました。子どもたちが日本語で教科書の教材文を読み、韓国の先生が韓国語で同じところを読んでいきます。日本語と韓国語には似ている発音もあり子どもたちは興味津々といった様子で聞いていました。お話の後は体育館で韓国の遊びの体験です。チェギ(韓国の蹴鞠)トウホ(投壺)という韓国の伝統遊びを教えてもらいました。講師の皆様、韓国総合教育院の皆様ありがとうございました。
二胡演奏会(2022年10月)
区多文化共生事業を活用して中国人のプロの演奏家による二胡演奏会を実施しました。講師の先生は中華街のお店でも演奏している方で、素敵な音色が体育館いっぱいに広がりました。伝統的な曲に混じってパプリカも演奏され、子どもたちが曲に合わせて一緒に踊りました。
MYキッズスポーツフェスティバル 運動会(2022年10月)
「歴史に残る運動会にしましょう」という実行委員長のあいさつで始まったMYキッズスポーツフェスティバル2022。MYキッズは全力で走り、踊り、競いたくさんの見せ場を作ってくれました。今年は5,6年生中心に12のプロジェクトで主体的につくりあげ、例年とは少し違う味わいの運動会になったように思います。早朝より参観いただいた保護者の皆様、準備から片付けまでサポートいただいた育友会、おやじたちの会、地域協働本部の皆様ありがとうございました。今年も6カ国語のアナウンスとつながる国の国旗が登場。聖火リレーも盛り上がりました。
国際読書会 夏休み学習会(2022年7月)
南吉田小には19の国や地域につながる子どもたちがいるので、毎年夏につながる国の講師を招いて多言語で読み聞かせをしています。南区の多文化共生事業を活用し、みなみ多文化共生ラウンジに講師を紹介していただいて実施しています。また、韓国総合教育院からも講師を派遣していただいています。今年は中国語、英語、韓国語、タガログ語、タイ語の講師をお招きし、教科書でおなじみの「スイミー」や「はなのみち」の絵本やそれぞれの国で有名な絵本を読んでいただきました。また図書委員の児童が「ぐりとぐら」を日本語と中国語で読みました。お話の合間には、ゲームやダンス、太極拳のワンポイントレッスンもあり、子どもたちは飽きることなくお話会を楽しんでいました。親子で参加いただいたご家庭、講師の皆様ありがとうございました。
国際読書会2日目。内容は金曜日と同じですが「楽しかったのでまた来ました」という子もおり、読み聞かせあり、ダンスあり、太極拳あり、ムエタイありと大盛況でした。今日は、区役所で職場体験をしている横浜総合高校の高校生も参加してくれて、「多言語での読み聞かせを聞いて、自分も小学生の時にこういう機会があればよかったのにと思いました。」という感想を話してくれました。2日間お世話になった講師の先生方ありがとうございました。楽しかったです。
講師と図書委員児童 横浜総合高校の生徒
午後は夏休み学習会の最終日。暑い中でしたがたくさんの子どもたちが参加して真剣に課題に取り組んでいました。支援していただいた日本語講師、母語支援ボランティア、学生ボランティアの皆様ありがとうございました。
国際読書会(2021年7月)
南吉田小では毎年夏休みに国際読書会を開催しています。今年は新型コロナウイルスの感染予防で密を避けて短時間での実施です。図書室を含めて6会場に分かれて行いました。国際読書会を楽しみにしている子どもも多く大盛況でした。今年は日本語、中国語、韓国語、タガログ語、タイ語、英語の6カ国語による読み聞かせです。「大きなかぶ」「スイミー」「はらぺこあおむし」「三年とうげ」など子どもたちにもおなじみのお話です。教科書に載っているお話も多く、ストーリーが頭に入っているので言語は違っても想像しながら聞くことができます。いろいろな言語での読み聞かせを楽しむ子どもたちでした。図書委員の5・6年生が各会場で進行を担当し日本語による読み聞かせも頑張ってくれました。講師は南区の多文化共生事業を活用してみなみラウンジから紹介していただきました。また神奈川韓国総合教育院のご協力もいただいています。ありがとうございます。
ロシア語で読み聞かせ
国語の教材に「おおきなかぶ」というロシア民謡があります。もともとはロシアのお話なので、ロシア語での読み聞かせを区役所にお願いしたところ、みなみラウンジが講師を紹介してくれました。ロシアの民族衣装を着てロシア語で「おおきなかぶ」を読んでもらい子どもたちは大喜びです。「うんとこしょ、どっこいしょ」のくだりはロシア語で声をそろえて読みました。ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
東京2020アスリート委員会 オンライントークセッション開催(2021年3月)
東京2020アスリート委員会オリンピアンの高橋尚子さん、パラリンピアンの河合純一さんとオンラインを通じて子どもたちがトークセッションを行いました(東京2020組織委員会主催)。もともとは2019年に応募した東京2020みんなのスポーツフェスティバル(秋)で本校の運動会の取組がアスリート委員会賞を受賞したのがきっかけで今回のセッションが実現しました。学校からは運動会を盛り上げてくれた子どもたちが代表で参加し、高橋さん河合さんと楽しい一時を過ごしました。子どもたちがとてもよい表情で写っています。詳細は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会公式ウエブサイトをご覧ください。
多言語放送で火災予防を呼びかけ(2021年3月)
春の火災予防運動にあわせて子どもたちの描いた火災予防ポスターが、横浜橋通商店街に展示されています。また6カ国語で吹き込んだメッセージも流れています。商店街にお立ち寄りの際はご注目ください。
3月5日(金)には商店街理事長、消防署長、消防団長が参加してポスターのお披露目イベントがありました。ポスターに応募してくれた子どもたち、多言語放送に協力してくれた子どもたちありがとうございました。
あいさつは世界の言葉で
児童会活動で朝のあいさつ運動に取り組んでいます。日本語はもちろん、英語、中国語、韓国語、タガログ語、フランス語にドイツ語などいろいろな国の言葉であいさつを交わします。ポスターも校内あちこちに貼られています。友だちの国の言葉にも興味をもてるとよいですね。
つながる国の遊びの紹介
南吉田小学校には19の国や地域につながる子どもたちがいます。そこで毎年この時期に子どもたちのつながる国の遊び紹介をしています。今年はコロナの影響で実際に集まって体験会を開くことができないので、テレビでフィリピンのバンブーダンスを紹介してくれました。早くみんなが集まってバンブーダンスを楽しめる日がくるとよいですね。
運動会が優秀賞獲得(2021年3月)
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が主催する「東京2020みんなのスポーツフェスティバル(秋)」において本校の運動会「MYキッズスポーツフェスティバル」がアスリート委員会賞(優秀賞)に選ばれました。19の国や地域の子どもたちが共に学ぶ本校の運動会がオリパラの価値や意義を学ぶ取組として全国的にも優れた実践であるという理由です。表彰状とともにマラソンの金メダリスト高橋尚子氏のサイン入りバトンを副賞としていただきました。
東京2020みんなのスポーツフェスティバルWEBサイト(外部サイト)