9月15日(火)

 厳しかった残暑もやっと一段落となったこの日、5年生が校外学習に出かけました。行き先は、市立学校の小学5年生を対象に毎年行われている『ふれあいコンサート』の会場となる「みなとみらいホール」と国際協力機構「JICA横浜」です。

 感染症の予防のため、3台の観光バスに分乗し「みなとみらいホール」へ。

 国内屈指のパイプオルガンも設置され、平成10年から市民に親しまれている素晴らしい音響を誇るコンサートホールです。

 演奏曲は、モーツァルトの「アイネクライネナハトムジーク」、エルガーの「威風堂々」ほか選び抜かれたクラシックの名曲ばかり。特にパイプオルガン『ルーシー』によるバッハの「小フーガ ト短調」の演奏は、荘厳な響きが会場全体を包み込み、本当に感動的でした。アンコールは「ラデツキー行進曲」。会場の子どもたちも手拍子で演奏に参加しました。

 コンサートのあとは、臨港パークでお弁当タイム。海からの風が心地良く、会話も弾みました。

 昼食後は、歩いて「JICA横浜」へ。

 館内では、グループに別れ、数々の展示を見て回りました。また、アフリカの人々の生活と援助活動をしている日本のことを資料映像を通して学習することができました。

 5年生にとっては、フルオーケストラの生演奏を鑑賞することができ、また、異国の人々への理解をさらに深めることができた実り多い一日となったようです。