大きさがほんの少ししか違わない赤・青・黄の色画用紙を、1人1セットずつ配って、どのように大きさを比べたらよいか考えました。子どもたちからは、思い思いに考えた比べ方が3通り出たので、それぞれの比べ方を何回かずつくり返し、“すばやく”“わかりやすく”比べられるのはどの方法かを話し合いました。「この方法は時間がかかるな」「真ん中に紙を置くのは難しいな」などとつぶやきながらいろいろ試し、「かどをそろえると、わかりやすい」という結論を、子どもたち自身の話し合いで導くことができました。

 最後は、陣取りゲームを通じて、ます目の数を数えて広さを比べられることを体感しました。1年生の学習は、一見遊びに見えるような一つひとつの活動が、今後の算数的な考え方の基礎に結びついていて、おもしろいです。