５月３０日（金）、6年生は横浜市歴史博物館を見学しました。あいにくの雨模様でしたが、子どもたちは傘を手に、わくわくとした表情で博物館へと向かいました。

館内では、古代から現代までの日本の歴史や横浜の地域の変遷について、展示を通して学びました。中でも、弥生時代の暮らしを再現した竪穴住居の見学は、子どもたちにとって特に印象深い体験となったようです。

「中は暗いなぁ。普段家で使っている電気のありがたみを感じるな。」「こんな立派な住居を、人の手だけで作っていた弥生時代の人はすごいと思う。」と、当時の生活の様子に思いをめぐらせる声があちこちから聞こえてきました。普段の教科書の中では感じにくい“暮らしの実感”を、実物や復元展示を通して体験することができました。

雨の中での見学となりましたが、それを忘れるほどの興味と感動に満ちた一日でした。歴史は過去の出来事を知るだけでなく、「今」を見つめ直し、「未来」を考えるきっかけにもなります。今回の学びが、これからの歴史学習にさらに深みを加えてくれることを願っています。