67期(高校2年生)のTRY&ACT(総合的な探究の時間)では、日常生活の中から「新商品」の種を発見し、最先端の起業メソッドを用いる探究活動プログラム「クエストエデュケーション」に取り組み、起業につながる新商品開発を通して課題解決のスキルを身につけ、探究活動を2021年3月より続けて参りました。その成果の発表機会として、各グループの開発した商品を「QUEST CUP 2022」において発表しました。

南高からは2チームがスモールスタート部門(起業家部門)の大会予選を勝ち抜き、2022年2月20日に本選がオンラインで行われました。

その結果、「きらきらきらりん」チームが開発した「Zleep」(赤ちゃんの寝返りをサポートし、うつ伏せ状態で窒息してしまう心配を解消することを目的とした着衣型クッション)が【グランプリ】【ブラックスワン賞(武蔵野大学)】をダブル受賞しました。日常生活の中にあった「あるある」探しの中で、子育て世代の学年職員が多いことに注目し、子育てのエピソードの中から商品開発を行い、試作品や沢山のアンケート・インタビューなどを通じて商品改良を行い、作り上げた商品です。着眼点や粘り強く何回も試作品を作り上げた過程が審査員の先生方からも評価されました。

こちらのリンクより「QUEST CUP 2022」のホームページもご覧ください。

残念ながら入賞することはできませんでしたが、「きらきらきらりん」同様にオンラインの本選で一生懸命プレゼンした「古今東西」チーム、更には約1年にわたり総合的な探究の時間で探究活動に取り組んだ67期生の皆さん、お疲れ様でした。活動は一区切りとなりましたが、今後も様々な日常生活の気づきから、前向きに課題に取り組む姿が見られると期待しています。