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本校の進路支援について

本校では、生徒一人ひとりが幸せや夢、希望を思い描き、それを実現していく力を育む3年間を目指しています。 

企業へ就労し、働き続ける力を付け、社会で自立することを基盤とした教育活動を通して、生徒の自己実現をサポートします。

 

大切にしている3つの力

本校の進路支援は、学校教育目標である「働く」「自立」「自己実現」の3つの力を育むことを柱としています。単に企業に就労するだけでなく、その後の長い人生を見据え、主体的に社会に貢献し、他者とつながりながら自分らしく生きていく力を育成します。

働く: 主体的に社会に貢献できる職業人を目指します。

自立: 周囲の人に相談したり、支援を求めたりできる、つながりのある自立した社会人を目指します。

自己実現: 自分の幸せや夢、希望を思い描き、自ら実現していくことを目指します。

 

体系的な職業教育と進路支援プログラム

 

自己理解を深め、一人ひとりの適性に合った職業選択ができるよう、学校での職業教育と企業等での現場実習を体系的に行っています。

 

1年生:自分を知る「チャレンジワーク」

1年生では、まず自分自身を知ることから始めます。4つの職業コースで、就職先として多い8つの職種を体験します。近隣企業での職業体験(チャレンジワーク)を通して、働くことへの関心を高め、自己理解を深めます。

<4つの職業コースと体験できる職種の例>

オフィス・ロジ: 名刺作成、印刷物作成、校内物品管理など
アメニティサービス: ベッドメイキング、居室清掃、高齢者・幼児の支援補助など
製造・加工: 農作物の栽培、ハイドロカルチャー作成、カフェ用の備品製作など
フードサービス: カフェメニューやクッキー作り、カフェ運営、出張販売など

 

2年生:視野を広げる「現場実習」

2年生では、より具体的な職業観を養うため、年2回の現場実習を行います。

前期(6月頃): 「希望職種」での実習
後期(10月頃): 「希望条件」も踏まえた実習 それぞれ1週間程度、実際の職場で働く経験を積みます。

 

3年生:未来をつかむ「進路決定実習」

3年生は、卒業後の進路を決定するための重要な時期です。年2回、それぞれ2週間程度の現場実習を行い、卒業後の自分を見据えて取り組みます。

 

卒業生の主な進路

本校の卒業生は、3年間で培った力を活かし、様々な分野で活躍しています。

 

<卒業生の主な就職内容> 

オフィスサービス: オフィス内環境整備、伝票整理、PC入力など
清掃(アメニティサービス): ビル清掃、施設管理など 
フードサービス: レストラン等での調理補助、食器洗浄、接客など 
販売・流通: スーパーマーケット等での品出し、在庫管理など 
ロジスティクス(物流管理): 物流センター等での梱包、仕分け、ピッキングなど 
介護・保育: 介護・保育の補助、リネン管理など 

この他にも、製造・加工や農園芸など、多岐にわたる分野へ就職しています。また、就労移行支援事業所などを利用し、さらなるステップアップを目指す生徒もいます。

 

安心の卒業後サポート

卒業後も安心して社会生活を送れるよう、サポート体制を整えています。

在学中から地域の相談機関との連携を図り、卒業後も生活や暮らしの相談ができる体制を整えます。さらに、職場への定着を図るため、卒業後おおむね3年間は「卒後支援」を行っています。