生きる力の土台をつくります

 

                             校 長  西 山 雅 人

  洋光台第二中学校は、昭和51年4月1日に開校しました。本年度で46年目を迎えます。「々たる未来をり輝いて生きる力の土をつくります」を学校教育目標として掲げ、「生徒が主役で、魅力があり、信頼される学校づくり」とめざしています。具体的に言えば、生徒が「授業がわかる、行事や部活動が楽しい、友だちや先生と会いたい」と思い、保護者・地域の皆様が「信頼できる、協力しよう、応援しよう」と思われる学校づくりをめざしているということです。そのため、私たち教職員は、自らの資質や指導力の向上を図り、高い倫理観と豊かな人間性の涵養に努めています。そして、生徒の願いや望みをよく理解し、よりわかりやすい授業をすることや、困ったりつまずいたりしている生徒の思いや悩みに気づき、皆様とともに支援するよう努力しています。

 本校では、国や市の方針を受け、教育課程や評価計画、全体計画構造図、中期学校運営計画等(教育課程説明会で保護者に提示し、ホームページに掲載)を作成し、これに基づいて教育活動を展開しております。特色ある教育活動としては「アクティブ・ラーニングの手法やICT機器を活用した授業の推進」「道徳、人権教育の推進」「小中一貫教育の推進」などがあげられます。また、生徒が安心して安全に学校生活が送れるよう「学習教育相談(年4回)の実施」「スクールカウンセラーや関係機関とも連携したきめ細かい生徒指導」「地域と連携した開かれた学校づくり」なども積極的に推進しております。さらに、ユニーバーサルデザインを意識した教育環境整備にも力を入れており、きれいで整った学習環境で学習を進めることができます。

 中学校生活の3年間は、瞬く間に過ぎてしまいます。短い期間ですが、心と身体が最も成長する変化の激しい時期です。時として、その成長がアンバランスになってしまうこともあります。そのような時期だからこそ、学校・家庭・地域がそれぞれの役割を担い、互いに補い合い、協力し合っていくことが何よりも大切だと思っています。今年度もご支援、ご協力をお願いいたします。