㉚ 「ゾーン30」 ご存じですか? ㉚

 

ゾーン30は、平成23年(2011年)から警察庁が進めてきた「生活道路における歩行者や自転車の安全な通行を確保することを目的とした交通安全対策」の1つです。

 

ゾーン30」に指定された区域の抜け道利用や自動車の走行速度を30km/h以下に抑制することで歩行者の安全確保するものです。

https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf1054.htm

 

 すみれが丘は住宅地なので、地域内では30km/h以下での走行が望まれます。

残念ながら、制限速度を遵守するドライバーが少なく、すみれが丘小学校を囲む地域に「ゾーン30が設定されました。

「ゾーン30は、「歩道のある幹線道路に囲まれた区域に限る」などの制約があるため、すみれが丘小学校区内全域の設定は叶わなかったという経緯もあります。

 

★現在のすみれが丘区域の「ゾーン30」は下記URLにて確認できます★

https://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/93ps/93mes/93mes93001.htm#zone_sumire

 

これまでの町内会やすみれが丘小学校校外委員会の尽力により、「ゾーン30」は設定されていますが、ドライバーの認知度は低く、まだまだ制限速度を遵守されずにいます。

 

 

  すみれが丘小学校の通学路において、『パンダ公園前』と『焼肉きんぐ北』は、特に危険箇所として、都筑警察署からも毎朝の見守りが必要との指導を受けています。

現在、この2箇所では、「保護者による校外地区班の当番」と当番日以外の空き日を「ビオラ応援団 学援隊(登下校見守り支援)」のボランティアで全登校日に横断指導(旗振り)活動を行っています。

 

特に『パンダ公園前』は、登校時の朝の時間帯は急いでいる方も多く、特に川崎有馬方面から下ってくる車のスピードは速いこともあり、歩行者にとって大変危ない状況です。

『パンダ公園前』を多くの児童が通り、交通量が多く、危険性を感じるため、児童たちが安全に登校できるように、保護者の皆さんのご協力のもと、全登校日に横断指導(旗振り)を実施しているのが現状です。

  

 これにも関連して、すみれが丘小学校では、毎年7月上旬に「スクールゾーン防犯対策協議会」(通称 スク対)を実施しています。

この協議会に向けて、毎年、スク対係の校外委員が、子どもたちの登下校の安全確保に向けて「要望書」を作成し、行政に提出しています。

 

 毎回『パンダ公園前』の安全確保のための要望を行政提出していますが、“ドライバーの認知度を上げる” 制限速度30㎞の遵守”などへのハード面での効果的な対策になかなか至らない状況となっています。

それでも、すみれが丘小学校に通う児童の安全のためにも、ドライバーに喚起する標識”や時速30㎞の速度制限がわかりやすくする”など、要望を引き続き行政に挙げていく必要があります。

 

今後とも、すみれが丘小学校の校外活動へのご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

 ※スクールゾーン防犯対策協議会とは・・・

学校・地域・行政機関が連携し、防犯及び交通安全の観点から安全なまちづくり・環境づくりを実現する校外委員会の活動の一つです。具体的には、子どもたちの登下校の安全確保に向けた危険箇所の改善を図ります。

 

※写真は学校の許可を得た上で撮影しています。

   令和4年度校外委員会