本校は、校内の重点研推進委員会で国語科の研究をしています。今回、2年生は、「スーホの白い馬」の学習をとおして研究を進めます。本単元では、本文を読んで感じたはてな(疑問)を出し合い、そのはてなを解決するために登場人物について想像を広げて読み、読書会で友達と伝え合いながら、思いを分かち合うことをねらいとしています。初めての読書会なので、教師が読書会をしているモデル動画を見て、イメージをもちました。

 

 本文を読んで感じたはてなは、「登場人物の行動」「登場人物が感じたこと」「言葉や文の意味」などの視点からたくさんのはてなが子どもたちから出ました。その中から、読書会で友達と一緒に解決したいものを決めました。読書会で話し合うはてなは、クラスで共通のはてなと各グループで自由にいくつか決めています。

 

 読書会を開くためには準備が必要です。まずは、はてな解決に関連する文を探しながら読みます。次に、その文から登場人物について想像を広げます。最後に、想像したことやそのわけを付箋に記入し、全文シートに貼り付けておきます。これで、準備完了です。実際に読書会を開いてみると、「はてなが解決できた。」「友達が想像したことがすごかった。」など言って、楽しく活動していました。