西が岡小学校がめざす人権教育

 

学校長  境  伸泰

 本校の学区は、閑静な住宅地に位置し、多くの児童は基本的な生活習慣も身に付いています。また、保護者や地域の方々の学校教育に対する関心や期待も大きいものがあります。

 そうした環境の中で「だれもが安心して豊かに生活できるように、一人の問題を自分のこととして受け止め、共に生きていこうとする心を育てる」を人権教育のテーマに掲げ、取り組んできました。

 本校では、人権を「自分の生命を守る、自分の幸せを守るための権利」として、そのために「どうすればよいか。」「どうしなければいけないか。」を、ひとり一人が考え、行動できるようにすべての教育活動の中で進めてきました。

 横浜市学力・学習状況調査の生活意識調査の結果からは「自分にはよいところがある」「自分から挨拶をしている」と回答した児童の割合が低く、自己有用感、コミュニケーション力に課題が見られます。

 このような実態を踏まえ具体的には、「自己有用感、自尊感情を育てる教育活動の推進」「様々な課題を抱える子どもに対処する組織力・指導力の向上」「保護者、地域、中学校との連携の推進、および学校運営協議会の活用」を図っています。

 

令和元年度 西が岡小学校人権教育テーマ

 

だれもが 安心して 豊かに生活ができるように

一人の問題を自分のこととして受け止め、共に生きていこうとする心を育てる

 

令和元年度 人権教育推進内容

進項目 推進内容 具体的な取り組み
異学年交流 たてわり活動や集会活動を通して、異学年や個別支援学級の児童との交流を図り、互いのよさを認め合い協力し合う心を培う。

たてわり活動や集会活動の実施。

・たてわり遠足

・たてわり遊びや集会

・たてわり給食

個別支援学級、通級指導教室との連携 学級、学年での児童理解につとめ、個別学級や通級指導教室との連携を深め、さらに全職員が共通理解しながら、みんなで子ども理解を図っていく。 学級、学年での児童理解につとめ、個々の問題については、保護者や必要に応じてカウンセラーなど専門機関と連携しながら対処する。
人権週間を中心にした取り組み

人権週間に全学級で授業を伴う人権教育の実践に努め、泉区内小中学校や保護者・地域に公開し、取り組みを推進する。

また、普段から授業参観・懇談会を利用して保護者への啓発活動を行う。

人権週間では、低学年・高学年に分かれて、講演会やビデオ等を通して活動する。

学年ごとに副読本「みんなともだち」や資料集「~みつめ、気づき、変わる~」を使った学習をする。

福祉体験活動との連携 各学年の福祉体験活動と通した学習計画を作成し実施する。

1年(幼・保・小との交流)

2年(手話体験)

3年(聴導犬体験)

4年(手話体験、点字体験、アイマスク体験)

5年(人権教育移動教室、車いすバスケットボール、車いす体験)

6年(人権教育移動教室、高齢者疑似体験)

人権感覚を高める職員教育 職員の人権感覚を磨くための研修会を実施する。さらに、教科・領域などで人権教育の視点に立った授業のあり方を考え実践していく。 指導主事や外部指導者を招聘して、研修を行い、個々の職員の人権感覚を高める。
地域との交流 特別養護老人ホームの人たちや、地域の人たちとのふれあい活動を進める。

◆「恒春の郷」との交流

3年生合唱、環境福祉委員会などの発表と交流、3年生(総合)クラスごとに交流、劇や音楽の発表、個々にふれあい

◆「泉寿荘」との交流

1年生(生活科)「むかしあそび」の活動、行事への招待