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  桂小学校4年生です。私たちは、今年度「福祉」について学習を進めてきました。日本補助犬情報センターの藤村さんをはじめ、目が不自由な中山さん、耳が不自由な松本さんのお話を聞いて、日本には、障害をもっている方が暮らしやすくなるために法律があるにもかかわらず、知らない人がいることに課題を感じました。そこで、桂のまちを誰もが暮らしやすいまちにするために、正しい情報を学校や地域に発信することで、みんながより暮らしやすくなるのではないかと考えました。

学校内をはじめ、以下の場所にこれまで学んできたことを発信することができました。

・桂台自治会の小川さんのご協力があり、回覧板や地域の掲示板

(一丁目自治会館前、桂台公園前、桜台公園・ローソン向かい、まいばすけっと向かい)

・館長大澤さんのご協力があり、コミュニティハウス

・田中さんのご協力があり、グッドタイムホーム桜台(老人ホーム)

 

ここで、調べてまとめたことを一部紹介したいと思います。

 

<目が不自由な方のために>

みなさんは、盲導犬を知っていますか?目が見えない方や見えにくい方が行きたい場所へ出かけることができるように、盲導犬は障害物をよけたり、段差や角を教えるお手伝いをしたりします。道路交通法や身体障害者補助犬法という法律で認められているのですが、盲導犬は、目が見えない方・見えにくい方と一緒に電車やバスに乗ったりお店に入ったりすることができます。しかし、この法律を知らない人がいることで、お店から出されてしまうことがあるようなのです。まだ法律を知らない人がいるので、ぜひこのことをたくさんの人に伝えてください。

 みなさん、点字のことは知っていますか?点字は、目が不自由な方が文字を読むためにあるものです。誘導ブロック、エレベーター、シャンプー、缶、調味料、実は様々なところに隠れています。ぜひみなさんも身の回りの点字を探してみてください。

 

<耳が不自由な方のために>

 みなさんは聴導犬を知っていますか?聴導犬は耳が不自由な方を助ける役割をしています。例えば、後ろから自転車が来てベルを鳴らしても、耳が不自由な方には聞こえません。そこで、ユーザーさんが気付くように聴導犬が知らせるのです。ここで、皆さんにお願いがあります。聴導犬が仕事中に触ろうとしたり声を掛けたりしようとする人がたまにいるそうです。お仕事に集中できるように、そっと見守るようにお願いします。

 みなさん、手話のことは知っていますか?手話は、耳が不自由な方が会話をするために使うものです。手話で表現できないものは指文字を使うこともあります。手や指だけでなく、表情や口の動きで伝え合うこともあります。みなさんも、もし耳が不自由な方と出会ったら、手や表情、口の動きで会話をしてみてください。

 

 今回わたしたちの活動によって、たくさんの人が「福祉」について興味や思いやりの気持ちをもち、桂のまちがよりよいまちになったら良いなと思っています。どうぞよろしくお願いします。