多文化共生
飯田北いちょう小学校 多文化共生教育の取組
多文化共生の取組
学校環境の工夫
全校児童が通る廊下の一部に、ベトナム、カンボジア、中国、ラオス、ブラジルなどの民族衣装や民芸品を展示する「みんなの国の文化紹介コーナー」を設置している。その中に、いろいろな国の本を読むことができる「国際図書館」もある。
母語保持の取組(ベトナム語教室・中国語教室)
外国につながる児童の多くは、日本生まれまたは幼少期に来日した児童であり、生活に必要な会話は、日本語で不自由なく行うことができる。一方、高学年になるにつれ母語力が低下する傾向がある。そこで、保護者とベトナム語・中国語で話したり、書いたり読んだりすることができることを目標としたベトナム語教室・中国語教室を開催し、ベトナム人・中国人としてのアイデンティティを育んでいる。
多文化共生を盛り込んだ授業づくり(各学年)
以前、中国やベトナム、カンボジアなどから戦争や内戦等で来日された方々から話を伺い、自分や友達のルーツを知り、自分の将来像を描く学習を、6年生の総合的な学習の時間の中で行っている。支援者から話を伺った児童は、自分の両親や祖父母等に来日した話や自分への思いをインタビューし、「平和」という視点から自分の将来像を作文に表し、校内スピーチコンテストで発表している。
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