7月5日(金)に、一番身近な公共施設として「市民図書室」を利用させていただきました。

 

 最初の時間は、学校図書館で、「市民図書室の概要」についてお話いただきました。

 「市民図書室が誕生したいきさつ」「どんな人が利用できるのか」「いつ利用できるのか」「市民図書室の本はどのように選ばれているか」「市民図書室の世話人の方々が日頃どのような活動をされているか」「市民図書室の世話人になった理由」など、子どもたちの質問を交えながら、多くのことを伝えていただきました。

 

 

 次の時間は、場所を「市民図書室」に移して、実際に「市民図書室」を利用させていただきました。

 一人ひとり手渡しで、利用するためのカードを手渡していただきました。(わくわく!)

 

 本の「借り方」「返し方」を教えていただきました。(さらに、わくわく!)

 

 

 

 いよいよ自分で借りる本を実際に選ぶ瞬間がやってきました。(わくわくが止まりません!)

 

 

 一人ひとりが、ときに真剣な表情で、ときに満面の笑みで、借りる本を選んでいました。借り終わった子どもたちは、自分の借りた本との時間をそれぞれに味わい、楽しんでいました。夢中になって本を楽しむ子どもたちを見守っていると、

「先生、ぼくたち『市民図書デビュー』しちゃった!!」

と、満面の笑みで伝えてくれたお子さんがいました。

 また、授業を終えて教室に帰ると、

「先生、ぼくね、今日の授業を受けるまで、『市民図書』にあまり興味がなかった んだけど、今日の授業を受けてまた行きたくなったから、友達と約束して今度の週末に行くことにしたんだ!!」

と、話してくれたお子さんもいました。

 本校は、保護者や地域の方々による、毎週木曜日の「あさよみ」で、子どもたちに「本の楽しさ」を伝えていただいています。そうして、読書へいざなっていただいた子どもたちが、市民図書室での授業を通して「自分で読書する楽しさ」を改めて実感することができます。この2つの取組は、きっと、子どもたちの今後の人生において「本との豊かな時間を味わっていくことのできるきっかけ」になっていくと思います。

 いつも、子どもたちのために、ありがとうございます!