人権週間を終えて
人権週間を終えて
朝会で人権週間の取り組みについて、振り返りをしました。
12月1日の世界人権デーに合わせて、12月2日から6日まで、人権週間として、各クラスでソーシャルスキル・トレーニングに取り組みました。人と人と関わりながら生きていくために、欠かせないスキルを身につけるためのトレーニングです。取り組みについての感想は、職員玄関前の掲示板に貼ってあるので、学校にお越しの際には、ぜひご覧ください。
また、朝会では、先生たちで実際にソーシャルスキル・トレーニングに取り組んでみました。「乗っている船が難破してしまい、風船だけが手元に残りました。そこに海賊が来て宝物を要求しました。風船がどんなに便利な宝物であるかを考えて、海賊にアピールしよう」という設定です。先生たちが一生懸命考えたことについて、どんな考えでも、うーんとうなってしまう考えでも、全校児童で「ナイス!アイデア!」と賞賛します。どの先生の考えにも、「ナイス!アイデア!」の温かい声が体育館に響いていました。 先生たちに感想を聞くと、「自分の考えを発表するまでは不安だったけど、みんなに『ナイス!アイデア!』と言ってもらえて安心した。」「考えを言って、認めてもらえてうれしかった。」と答えていました。
この活動は 1 誰のどんな考えでも肯定的に受け止め、よさに気づく。 2 自分なりの意見を伝えるだけでなく、友達の意見もしっかり聞く。 をねらいとしています。先生たちがモデルとなって実際にやってみることで、子どもたちにも伝わったようです。人権週間は終わりましたが、引き続き人と人とのかかわりについて学習していきます。
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