毎年、6年生は谷本タイムの活動として、谷本の森の保全を担ってきています。今年も、早速、春の森をみんなで探索し、若葉萌える森の美しさ、楽しさを味わいながら、その課題も見つけてきました。まず、最初の課題は、竹林ににょきにょき生えてきている筍です。竹林保全のために、残すべき筍と、掘らなければならない筍の違いを、技術員さんに教わり、一つ一つていねいに掘り出しました。暖かい日差しに誘われて、たくさん顔を出していた筍を、2クラスで2日間かけて掘り、古い竹もきれいに片づけました。これからも、森とのかかわりはますます深まっていきますが、苦労して掘り出した筍は、森からの労いと贈り物のようで、子どもたちも満面の笑顔でした。