篠原西小学校

11月30日（水）　4年　出前授業

～トヨタバリアフリー車見学、車いす体験、盲導犬のお話について～

11月30日に、総合「～協～３つの力を伸ばそう」の学習として、バリアフリー車見学、車いす体験を行いました。さらに、盲目のユーザーの方にもご来校いただき、実際に盲導犬についての話も聞きくことができました。

　バリアフリー車見学では、足が不自由な方でも乗りやすいように座席が移動する様子や、車いすを乗せることができるように後部座席が広くなっている様子を見ました。一見、みんなが知っているような車でも、内部はたくさんの工夫がされており、子どもたちはみんな、夢中で見入っていました。

　車いす体験では、実際に車いすに乗ったり押したりする活動を行いました。坂の上り下りの傾斜や路上の段差などによって、乗る側の怖さや押す側の大変さを感じていました。

　体験中は、みんな、「段差があります。」となど声をかけ、乗っている人を気遣う姿が見られました。

　最後に、盲目のユーザーの方から、盲導犬との生活について話を聞きました。人がたくさんいるところや夜道を一人で歩くことは、とても怖いというお話を聞き、以前子どもたちも盲目体験をしていたので、その恐怖は実感していました。しかし、盲導犬と生活するようになって、とても楽しく、助かることもたくさん増えたそうです。実際に、ユーザーの方と盲導犬が一緒に歩いている様子も見て、盲導犬が障害物を避けたり、指示にしっかりと従ったりする姿に驚いていました。

　今回の学習を、これからの「みんなが安心してくらすために私たちに何ができるか」を考えるヒントにしていければと考えています。