子どもたちが登校しているとき、

門のそばにある側溝にカモの親子がいることに気付きました。

くちばしの黄色いカモは、「カルガモ」だそうです。

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春になると雛が生まれ、親子一緒に引っ越しを何度も繰り返す習性があるそうです。

引っ越しの途中で、学校にも寄り道してくれたのでしょうか。

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でも、この側溝は行き止まりです。

親ガモは、体も大きく、側溝からジャンプをして地面にあがることができますが、

雛たちは・・・なかなかうまくいきません。

さて、どうしたものか。

 

側溝からあがりやすくするために、ブロックを置いてみました。

すると・・・

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雛たちが挑戦し始めました。

すぐに飛び乗ってあがれた子、落ちても落ちても挑戦する子、

体全体をバタバタと動かしながらようやく届いた子・・・

 

何度も何度も繰り返して、

ようやく、雛たち全員が側溝から地面にあがることができました。

脱出、成功です!

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親子一緒に仲良く並んで、無事に学校の池にたどり着きました。

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本物のカルガモが学校に来ているという「ニュース」をキャッチして、

早速みんなで池に見に行ったクラスもありました。

子どもたちも、突然の「お客さん」の訪問に大喜びでした。