活動のめあて

型染めにかかわる活動を通して、横浜の伝統技術や伝統を守る人々の思いを知るとともに、それを大切にし、自分にできることがわかり、実行しようとする。
 

令和2年度活動

7月7日(火)、株式会社ケイスの代表取締役会長の加藤好男様、かつて実家が染色業を営んでいらっしゃった田野井一雄様のお二人のゲストティーチャーをお招きし、横浜捺染(なっせん)の歴史や現在の捺染業についてたくさんお話を聞くことができました。横浜の捺染や染色は、大岡川周辺に最盛期ではたくさんの工場があったということです。捺染の歴史や昔の大岡川沿いの様子、製品ができるまでの工程などのお話を真剣に聞いていました。実際に製品を手にとって興味津々の子ども達。目をきらきらさせながら質問をしていました。「製品を作るのにどのくらいの時間がかかるのですか。」「世界にもつながる伝統工芸が私たちの身近なところにあるなんて、誇り高いな。」「もっと、捺染について調べてみたいな。」など、たくさんの疑問やこれからの学習課題を考えていました。後日総合的な学習の授業で、出前授業で学んだ捺染の技術による手ぬぐいづくりを体験しました。