学校長あいさつ

 

本校は昭和5141日、横浜市教育委員会の開校宣言により誕生しました。

小高い丘の上の空気の清浄な静かな山林や畑でしたが、宅地開発がすすみ、近隣には市立児童公園、植物園、県立子ども医療センター等の大きな施設もあります。

また、大丸縄文坂・大丸縄文の里があり、大丸式縄文土器という立派な文化遺産があります。大丸遺跡の土器は大部分が稲荷台式土器と思われたのにもかかわらず、より深い層から井草式をともなう別の撚糸文(よりいともん)土器が出土し始め、早期縄文文化の研究に脚光を浴びたところでもあります。  

このような恵まれた環境のもと、本校は地域及び保護者からのご理解と厚いご支援をいただきながら、様々な教育活動を展開しています。

令和2年度からは【地域とともに夢や目標を実現する力を育てます】という新たな学校教育目標を掲げ、今まで築き上げてきた本校の取組や特色を生かしながら『自立のための基礎力』について、一部改訂を行いました。

本校のカリキュラムは“想像する力(計画力発信力・傾聴力、思考力、判断力)”“やりとげる力(主体性、実行力、規律性、協力性)”の二つからなる『自立のための基礎力』の育成を目指して設定し、教科学習、道徳、特別活動、総合的な学習の時間はもちろんのこと、部活動を含めたあらゆる教育活動において、その力の育成を図っていきます。

また、この『自立のための基礎力』は、六ツ川中学校ブロックの各小学校と連携し、“9年間で”身に付けたい資質や能力として位置付けています。

学校教育目標の実現と「生きる力」の育成に向けて、日々の教育活動を計画・運営・改善しながら、その充実に努めていきます。

今後も引き続き、皆様のご理解とご支援をお願いいたします。

屋上より眺望すれば、遠く富士山・箱根・丹沢連峰をはじめ、近くにはランドマークタワーや横浜みなとみらい21地区も眼下に迫ります。お近くへお越しの節には、ぜひ「六ツ川中学校」にお立ち寄り下さい。

 

                  令和54月 校長 妹尾 正彦