校歌・生徒会歌・校章
校歌
昭和26年度に第三期増築校舎が落成し、おおむね外形が整えられました。本校は、内容の充実につとめ、校風樹立の気運が高まり、校歌、生徒会の歌を制定することになりました。その責任を文化部国語研究会に委任し、校歌は広くPTAその他にも呼びかけましたが、その公募は可とするものがなく、国語研究会が作詞し、作曲を富原薫氏に依頼しました。
昭和27年3月6日、「校歌」は「生徒会の歌」とともに制定されました。
1 黎明(れいめい)の空くれないに
希望に燃ゆる若人(わこうど)の
自治のまどいを慕いきて
尊き理想(のぞみ)胸にわく
2 百船(ももふね)集う黒潮の
栄えゆく港俯瞰(ふかん)して
ひろき精神の若人に
文化の波のひたすなり
3 偉容(いよう)の富士を仰ぎつゝ
揺籃(ようらん)浄きこの丘に
真理(まこと)求める若人の
胸に雄図(ゆうと)のしるしあり
生徒会歌
第1期生の高橋俊夫さんが作詞し、音楽科教諭の桐原豊先生が作曲し、昭和27年3月6日、「校歌」とともに制定されました。
1 光豊(とよ)けきこの丘に
遙かな願い雲のはて
自治の光のあけそめに
若き血潮は躍るなり
2 富士を眺めるこの丘に
大地ふみしめ若人の
たゆまぬ努力ひたすらに
清き情操(こころ)をやしなわん
3 港一望この丘に
自由の歌をうたいつゝ
高き理想(のぞみ)をいだきもて
三年(みとせ)の春を漕ぎゆかん
校章
○校章
横浜市のハマをあしらって宮田の校名を図案化したものです。
生徒、保護者から一般募集したものより選び、さらに検討が加えられました。