校歌



作詞:岡田 義祐   作曲:松井 健祐

緑のそよかぜ くれないもえて 白亜三層 学びの園生
陽光くまなく みちみつ慈愛 自主の精神 おおし育む
すこやかに すこやかに いそしみ はげむ
その名清けき 軽井沢中学校


希望の夢に 胸おどらせて 仰ぐ大空 彩雲うかぶ
八重の汐路の 港見おろせば 文化の波音 たからかにきこゆ
おおらかに おおらかに こころを みがく
その名美しき 軽井沢中学枚

 

学校名の由来

                  

  軽井沢と言えば信州が定着しており、県外は勿論、県内でも軽井沢中学と横浜市立校のイメージが理解されないこともあったが、軽井沢の地名は決して新しいものではない。文政年間に書かれた神奈川砂子の中に、神奈川の宿を出て保土ヶ谷に向かう途中にその名が歴然と記されている。本校初代校長岡田義祐が作詞された校歌もあえて古語を用い、その名清けき(さやけき)、その名美しき(うましき)と、軽井沢の名は古く、学校に幸いあれとの願いをこめてよまれたものである。名称も、正式には"かるいさわ中学校"と呼ぶが、通称"ケイ中"という呼び名で親しまれている。

 

 

 

校章の由来

 

 横浜市立の頭文字「Y」、軽井沢の頭文字「K」、中学校の頭文字「」を組み合わせ、Yは、平和のシンボルとしての鳩が翼を広げて平和の中にも未来へ羽ばたく姿に青少年の若さをあらわしている。自主の精神をもって学習に励み、文化国家日本をになう一員として海の表玄関横浜港を望み見る姿でもある。
  Kは、ドイツ文字とし荘重な中にも全体との調和を図り、美しいデザイン字体をねらったものである。軽中(かるちゅう)とイニシャルにすると軽っぼい受け方をするとか、軽井沢とすると長すぎるとか、軽という字を省くと独自性がみられず、重要な性格が盛られないなど何れも真剣な論議の末、決定された。