冬季休業にむけて    2019.12.25

令和元年もあと1週間で終わろうとしています。今年も色々なことがありました。

1年校外学習、飛騨高山への修学旅行、東京遠足、体育祭、かなテク体験、寛政祭。部活動でも素晴らしい結果を上げた部もありました。

入学式、始業式では私はそれぞれの学年に取り組んでほしい事を話しましたね。

1年生には三つ。覚えていますか。

・授業を大切にしてほしい

・自分の言葉、行動には責任を持ってほしい

・部活動や学校行事に積極的に参加してほしい

2年生には

・3年生を目標にしつつ、1年生の面倒をしっかり見てほしい

・校歌を大きな声で歌ってほしい

3年生には

・すべての行事が最後の行事となる。有終の美を飾れるように後輩をリードしてほしい

・勉強に部活動に全力で取り組んでほしい と。

冬休み中、是非振り返ってみてください。

 

ラグビーW杯がありました。「ワンチーム」が流行語大賞にもなりました。横浜にある桐蔭学園高校のラグビー部の選手が投稿した記事を紹介します。

 

「たどり着いたラガーマンの涙」

幼いころにラグビーを始めた私には、ラガーマンが流す試合前の涙が不思議だった。コーチに何度も何で泣くの?と聞いたが、答えはいつも「そこまでたどり着いた人にしかわからないよ」

私は高校3年生になり、花園に出場した。2万人近い観客にのまれそうになった準々決勝の試合前、メンバー入りを果たせず、応援にまわった70人の部員の歌声が聞こえた。「お前らには俺らがいる。しんどい時、辛い時にはスタンド見てくれよ」涙が止まらなかった。雪の極寒の中、グラウンドが鉄板のように暑かった夏の日、肺が破けそうなほど走った日。横に頑張る仲間がいたから、苦しさも乗り越えられた。思い出と感謝があふれ出た。泣き顔がテレビで放送された私に「なんで泣いたの?」と連絡がきた。その度「たどり着いた人にしかわからない」と答える。

 

私はラグビーW杯のジャパンの試合を見て何回も涙を流しました。皆さんが様々な行事に全力で取り組んでいる姿を見て感動しました。「仲間との絆」を見せてくれました。

3年生は2月14日の公立高校入試まで51日。登校するのは26日。3月11日の卒業式までは76日。登校するのは43日。1・2年生は3月25日の修了式まで登校する日は51日です。

3年生は進路の自己実現を達成し、寛政中の良き思い出と誇り、朋との絆を胸に素晴らしい卒業式を迎えてほしいです。

1・2年生は伝統を引き継ぎ、新生徒会を中心によき上級生となって素晴らしい寛政中学校にしてもらいたいと思います。

お正月には1年間の目標を設定して、そして有言実行、ひとまわり大きくなりましょう。

では1月7日の全校集会で皆さんと会えるのを楽しみにしています。

2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。日本中が「ワンチーム」となって選手を応援していきましょう。

 

                                      2019年12月25日

校長 森 勝義