自由服
自由服の歩み
91年 11月
生徒会長が、立候補の公約に“自由服”を取り上げる。
2年生を中心に「自由服の検討を求める」運動がおこる。
92年 2月
後期生徒総会で、意見交換。自由服を検討していくことを確認。
  4月
生徒会本部、自由服に関するアンケート実施。
  5月
学年討論集会
前期生徒総会で“ためし”の実施を決定。
  6月
“ためし”が始まる。
  9月
生徒会本部、アンケート実施。
  11月
学級討議。
臨時生徒総会で賛成95%、反対4%で、自由服の採用決定。
95年 12月
臨時生徒総会でみなおし。これからも採用していくことが決定。

「自由服の精神」についての説明
(生徒会本部役員会より)


この岩崎中にも標準服はありますが、着るかどうかは自由であり、本人が中学生としてふさわしい服装を考える自由服になっています。自由服になったのはただの思い付きで決まったわけではなくて、先輩方が自分達の意見を出し合って、自由服になったのです。しかし、自由服になったといって、何でも「自由」になったわけではありません。校則はたったの2つですが、そのぶん1つ1つのことを自分で考え、決めていかなければいけないのです。

自由服は、ただ単に服装が自由に選べるということではありません。「自由服の精神」という大きな柱によって支えられているのです。「自由服の精神」は「互いの違いを認め合う」という人権的な視点とT.P.O(時・場所・場合)を考えて、自ら判断し、行動する「自主・自律」という考え方から成り立っています。だから自由服の自由の裏には、1人1人の違いを認める、自分で物事を判断する、という「責任」があるのです。

もし、これらのどれか1つでも守れなければ、自由服は廃止されてしまうでしょう。私達は、今後も自由服を守り続けるために、ちゃんと、これらのことを考えていこうと思います。

 

 

 学園通りコンサート
 桜丘の学園通りには小・中・高校がある大変珍しい通りです。そこで「学校・家庭・地域」のふれあいと「幼稚園・小・中・高校」の連携の一つとして、『学園通りコンサート』を企画しました。