市ケ尾中学校では、10月6日から10日までの一週間、1・2年生を対象に中学校給食の汁物を食缶で提供する試行が行われました。普段は個別容器で提供される汁物ですが、今回は食缶による提供により、よりよく煮込まれた温かく美味しい汁物が提供され、生徒たちからも好評を得ています。給食の新たな可能性を感じる一週間となりました。
10月3日、第41代生徒会役員選挙が行われました。体育館で行われた立会演説会では、立候補者たちは自分の目標や学校への思いを堂々と語り、個性と情熱があふれ、学校をより良くしたいという意志が感じられました。投票には、実際の選挙で使用される投票箱を区役所から借用し、本格的な雰囲気の中で行われました。生徒たちは一票の重みを感じながら、真剣に投票に臨んでいました。
9月24日(水)・25日(木)、国立オリンピック記念青少年総合センターにて、青葉区合同宿泊学習会(個別支援級)を実施しました。1日目は、お弁当を食べた後に体育館で合同体育祭を行い、夜には市ケ尾中学校の仲間とレクリエーション大会を楽しみました。ベッドのシーツ敷きに苦戦する場面もありましたが、協力して乗り越えました。2日目は閉村式の後、原宿を散策しました。他校の仲間とも交流を深め、笑顔と発見に満ちた、充実した2日間となりました。
9月22日(月)、地域の方々や企業・事業所の皆様と協力し、「わくわく交流会」を開催しました。生徒たちは、グランドゴルフやフットサルなどのスポーツを通じて地域の方々と交流し、消防士やトリマー、ケーブルテレビなどの職業体験、日本舞踊や陶芸などの伝統文化、宇宙や環境、食文化など多彩な分野の講座を体験しました。地域の方々が学校に来てくださったり、生徒が事業所を訪問したりする中で、仕事のやりがいや地域の魅力にふれる貴重な機会となりました。生徒たちは「まち」の人々の思いや活動にふれ、自分の生き方や将来について考えるきっかけを得ました。地域と学校がつながり、共に育ち合うこの取組を、今後も大切にしていきたいと思います。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
※鶴見川に出かけた生徒が、プラナリアを捕獲してきました。理科室の双眼実態顕微鏡を使って観察しました。
40周年記念合唱コンクールに向けて、練習が本格的に始まりました。先日、合唱順を決める抽選会が行われ、各クラスの代表が緊張した面持ちでくじを引きました。順番が決まる瞬間には歓声もあり、会場にはドキドキが伝わる熱気があふれていました。本番に向けて、どのクラスも気持ちをひとつにして練習に励んでいます。
福祉委員会では先日ついに、支援を続けているフィリピン・ミンドロ島のマンギャン族小学校とオンライン交流をしました。3年前より、NPOらいちょうと協力し文房具や上履き、傘などを寄付させていただき関係を続けてきました。
らいちょうさんの案内のもと校舎を見学、各教室の子どもたちと笑顔を交わし、最後に6年生そして校長先生と話ができました。「名前は?」「タガログ語は話せるの?」「どんな教科が好きなの?」「どうしてマスクをしているの?」など担任の先生の英語を通じて積極的にマンギャン族の子どもたちから話しかけてくれたおかげで、場は和やかな雰囲気に。福祉委員生徒も、英語で「どんな食べ物が好きなの?」など果敢に話しかけていました。
さらに、「いま学校で一番の問題は何ですか?」という質問に、校長先生は、マンギャン族の子どもたちが置かれている厳しい現実について丁寧に説明してくださいました。水道のないトイレや、裸足のまま笑顔を向ける子どもたち、茶色く濁ったごはん・・・日本とは全く異なる状況を目の当たりにし、子どもたちとの絆が自分たちの活動の原動力であることに改めて気づきました。
今後も、市ケ尾中はマンギャン族のために何ができるか考えていきます。