Day 2 (11/23) 万博国際交流プログラムケニア共和国派遣
午前中は、キベラスラムで子どもたちにアートを教えるムディボさんにお会いし、生い立ちから現在に至るまでの歩み、スラム街の生活がどういうものかなどについてお話を伺いました。
ムディボさんの言葉に真剣に耳を傾け、メモを取りながら、ムディボさんの前向きな姿勢に心を動かされました。




お話を伺い、いくつか質問をした後で、事前にお願いしていたアート作品を受け取りました。ムディボさんの世界観の中で、生徒たちの写真を正確に描いてくださり、みんな大喜びでした。

そして場所を移動し、ムディボさんと、ムディボさんのアートスクールに通う3人の子ども達、ボランティアの方も一緒にランチを食べました。初めはお互いに緊張の面持ちでしたが、自己紹介したり、話のきっかけをつくってもらったりしたことで、子ども達に笑顔が見えるようになりました。緊張も解けてきた頃、ちょうどヤギ肉のニャムチョマ(焼肉)が出てきました。私たちに、ウガリ(白とうもろこしやキャッサバの粉を練り上げて作られる主食)の食べ方を教えてくれながら、美味しそうに子ども達が肉を頬張る姿に、こちらも嬉しくなった一方で、「こんなお肉はめったに食べないんだ」という一言に、胸が苦しくなりました。


ライオンやトラの絵を描くのが好きなんだ、と話したり、簡単なスワヒリ語を教えてくれる子ども達の表情は、嬉しそうで生き生きとしていました。




昼食後は、カフェが併設されたアート&クラフトショップに立ち寄りました。気に入った洋服を組み合わせて試着したり、自分や家族、友達へのお土産を選んだりして楽しみました。

2日目からは、夕食前に振り返りを行っています。今の自分が感じること、今日もやっとしたことを言葉にすることで、自分の内面と向き合い、それを共有することで参加者同士のつながりや場づくりに繋げていきます。






