学校長あいさつ

 

 高田東小学校は、昭和49年4月に横浜市立高田小学校から分離独立し開校をしました。校舎は高台に位置し、港北区の町並みが間近に見えるだけでなく、横浜みなとみらいや天気のよい日は富士山をのぞむことができます。全面芝生の校庭をはじめ、校地は緑も多く、自然環境にも恵まれ、四季折々の季節の変化を満喫することができます。

   さて、本校の開校当時の様子について記念誌には次のように記しています。「開校当時は道具や施設も十分でなく、開校式を職員室、入学式を理科室で行い、第1回卒業証書授与式は職員室で行った。しかし、教職員、保護者、地域の方々が一致団結し、教育というものは、道具や施設がなくてもできる。体力をつけたければ、腕立て伏せもできるし、歩いたっていい。プールがなくても泳げるようにすることができる。」高い志気のもと教育活動を行ってきました。

 このように高い志気をもって教育活動を進めてきたことが本校の特色と考えます。今後もこの開拓精神を受け継ぎ、地域に開かれた学校としてさらに充実した教育活動を行ってまいります。

 平成29年から、本校は高田中学校、高田小学校とともに「併設型小・中学校」制度が導入されました。9年間を見通したカリキュラムの編成や独自教科「たかた科」の実践などを行っています。独自教科「たかた科」は、令和7年度全面実施に向けて準備をしてまいりました。今後も実践を重ねながら、さらなる充実に向けて研究を重ねてまいります。

 令和5年度には創立50周年を迎えました。これからも高田東小学校に学ぶすべての子どもたちの健やかな成長と本校の教育の充実・発展にご理解とご支援をお願い申し上げます。

                         

当時、子どもたちに大人気だった「トンネル山」 「トンネル山」はお父さん方と先生方がつくっていました    50周年キャラクター「しばまる」