千秀小学校では毎年この時期に、運動委員会が中心となりドッジボール大会を開催しています。今年度は、11月16日~12月14日の日程で行われています。
大会は、男女別学年対抗のトーナメント方式で行われ、毎年素晴らしい盛り上がりを見せています。

学年対抗となると、どうしても低学年が不利になってしまいます。また、学年による人数差や、昨年同様感染症対策も考えなければならないので、大会が始まる前に、運動委員会ではルールやハンデを細かいところまで考えてくれました。
例えば、学年差が大きいときは高学年の使えるコートを小さくしたり、低学年はボールを2個使うなど、毎年、運動委員さんの工夫が感じられます。

トーナメントの組み合わせは抽選で決定し、11月16日の中休みから順次対戦が始まりました。
試合のある日の中休みは、対戦する学年が体育館に集まり、熱気にあふれた試合会場が出来上がります。

対戦が始まると、それぞれの勝ちたい気持ちがぶつかり合います。
そこには低学年も高学年も関係なく、劣勢でも優勢でも、最後まで戦い抜く姿が気持ちよく映ります。

勝った人、負けた人、試合である以上勝ち負けは必ずついてしまいますが、その嬉しさも悔しさも、子どもたちにとって大切なものとなってくれるのだろうと思います。

勝って「次も勝つぞ」「優勝するぞ!」と意気込んだり、負けて涙を流したり、「来年は絶対勝つ!」と悔しい気持ちを次への糧としたり、子どもたちの気持ちの熱さや強さをたくさん見ることのできる「熱い」季節が深まっていきます。