学校長(がっこうちょう)あいさつ

   中村小学校での勤務が3年目となる金子郁規(かねこふみのり)です。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 新型コロナウイルスに感染拡大に伴い、世界中が大変厳しい状況になっています。私も、毎日テレビニュースや信頼のおけるネット情報などを閲覧して、より正確な情報を得ようと努めています。

 令和2年度は、入学式と始業式を行っただけで、一斉臨時休業となってしまいました。そして、現在の新型コロナウイルス感染拡大状況から考えると、通常の学校教育活動再開にはまだ時間がかかるのかも知れません。今年度は新しく12名の教職員が赴任し、子どもたちと共に学び合う学校生活を楽しみにしていたのですが、それも先のこととなりました。

 学校は、子どもたちが共に声をかけ合いながら愛情あるふれあいを通して学んでいく場だと私は思っています。しかし、今回の新型コロナウイルスの感染拡大を防止するためには、それらを制限しなければなりません。多くの制限をしていかなければならない中で、子どもたちの心が荒んでいってしまうのではないか心配です。今まで過ごしてきたあたりまえの世の中に戻るには、まだ時間がかかるのかも知れません。

 我々は、自分の生活を維持しながら命を守っていくことが第一です。そして、未来への希望である子どもたちの命を守りながら、子どもたちが未来に対して希望や夢をもつことができるようにしていくことが、大人の役目だと私は思います。我々学校の教職員ができることは少ないかも知れませんが、離れている子どもたちとどう繋がっていくのか、子どもたち同士を離れている中でどう繋げていくのか。「離れていてもつながっている」をキーワードに教職員一同、力を合わせて取り組んでまいります。

 今、中村小の教員は、子どもたちが学校に戻ってきたときに、「分かる喜びを感じられる授業」「同じ場所で、一緒に学び合える幸せを感じられる学級」を構築するために、教材研究や学年・学級運営の準備に力を注いでいます。教員以外の職員も、美しい学校環境、美味しい給食、学ぶ意欲をかきたてる図書館など、安心・安全な学校生活をスムーズに再開できるよう準備を進めています。中村のまちとともに子どもたちを育んできた中村小学校の良さを今こそ大切にしながら、子ども・保護者・地域の皆様と共に力を合わせていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。